注目のスタートアップ

カスタムオーダーメイド品のプラットフォームを運営する「レスタス」が10億円調達

company

2022年12月23日、株式会社レスタスは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

レスタスは、カスタムオーダーメイド品のプラットフォーム「レスタス」を運営しています。

注文から原稿作成まですべての作業をWeb上で完結しており、既製品をECで買うのと同じような手軽さでカスタムオーダーメイド品を注文することができることを特徴としています。

多重請負構造によって収益性が低い中小製造業とダイレクトで取引することで、中小製造業の高収益化・地域活性化にも貢献しています。

これまで大阪に本社を構えるスタートアップとして近畿圏のサプライヤーを中心として取引を行ってきましたが、今回の出資者である地銀・信金系ベンチャーキャピタルや地元企業を中心に、中国地方や四国地方など西日本全体へサプライヤーネットワークの範囲を広げていく計画です。

今回の資金は、ものづくり企業との連携強化、採用強化、幅広い層に届けるためのマーケティング強化に充当します。

企業では、企業のイメージ向上や販促品として、オリジナルグッズやノベルティグッズをつくることがあります。

とくに近年は、SDGsの推進によって企業のイメージが重要になっているほか、製品だけではない差別化要素として顧客満足度の向上が注目されており、オリジナルグッズやノベルティグッズを使った施策の注目も高まっています。

法人ギフトとしては、コロナ禍ではデジタルギフトの注目が高まりましたが、オリジナルグッズやノベルティグッズは企業のロゴなどを入れることができるため、より顧客に強い印象を与えることができるという特徴があります。

また消費者にもSDGsの意識が浸透している現在においては、環境に配慮したオリジナルグッズ・ノベルティグッズは企業のイメージ向上のためにも有効であると考えられます。

一方で、オリジナルグッズ・ノベルティグッズの制作は手間がかかるものであり、さらに小ロットの注文はコストが高くなってしまうという課題を抱えています。

レスタスは、テクノロジーによってこの課題を解決し、より多くの企業がオリジナルグッズ・ノベルティグッズを使った施策に取り組むことができる世界を目指しています。

ギフトやノベルティは企業におけるプロモーションや顧客との信頼関係の構築に役立ちます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、代表的なノベルティや作成ノウハウについて解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC オーダーメイド ギフト ノベルティ プラットフォーム レスタス 株式会社 販促品 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営する「MVP」が資金調達 各界で活躍するパートナーと事業家育成・支援事業を開始
2023年6月30日、株式会社MVPは、資金調達を実施したことを発表しました。 MVPは、スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営しています。 MVPは、武蔵野大学アントレプレ…
産業用精密3Dプリンターの専門メーカー「BMF」が4,300万ドル調達
2022年8月9日、BMF Japan株式会社は、Boston Micro Fabricationが、4,300万ドル(約58億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 Boston Micro …
クラウド型タクシー配車システム提供の「電脳交通」が2.2億円調達
2020年1月31日、株式会社電脳交通は、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド型タクシー配車システムを開発・提供しています。 また、地域交通の課題解決への取組みの…
半径500m圏内のユーザーに宣伝ができるスマホアプリ「テイクGO」がリリース
2021年11月18日、株式会社ゼムスは、「テイクGO」をリリースすることを発表しました。 「テイクGO」は、サービス登録をしている飲食店の半径500m圏内に一般消費者が近づいた場合、スマートフォンの…
夜間・休日の臨時往診バックアップサービス「ON CALL」を提供する「on call」が資金調達へ
2022年10月31日、株式会社on callは、資金調達とブランドロゴの刷新を実施することを決定したことを発表しました。 on callは、在宅医療クリニックに特化した夜間・休日の臨時往診バックアッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集