注目のスタートアップ

ウェルビーイングを実現するサービス「ミキワメ ウェルビーイング」などを提供する「リーディングマーク」が7.6億円調達

company

2022年12月14日、株式会社リーディングマークは、総額7億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

リーディングマークは、適性検査クラウド「ミキワメ 適性検査」、幸福度の向上で休職・離職を防ぐ「ミキワメ ウェルビーイング」、人が主役の就活プラットフォーム「ミキワメ 就活/採用支援」、学生の会員制キャリア支援サービス「NEXVEL」、適性検査、人事、採用などに関する情報発信ブログ「ミキワメラボ」を展開しています。

「ミキワメ ウェルビーイング」は、従業員に2分間のサーベイを実施することで、組織・社員のメンタルの状態を可視化し、ケアが必要なメンバーを明らかにするサービスです。

さらにメンタル状態と「ミキワメ 適性検査」で取得した性格データをかけ合わせ、上司がメンバーに対してどのようなマネジメントを行えばよいのかをアドバイスします。

これにより社員の心の幸福度を向上させ、休職や離職を防ぎます。

今回の資金は、「ミキワメ ウェルビーイング」のプロダクト改善のための開発費用(機能拡張)、研究開発人材を含む人材採用に充当します。

従来の産業界の価値観では健康管理は従業員個人の責任であると考えられていました。

しかし劣悪な労働環境やパワハラなどによって労働者の自殺が増加し、社会問題としてマスメディアなどに取り上げられることが増え、企業の社会的責任について問われるようになりました。

これにより企業においても健康管理は従業員本人だけでなく企業の責任でもあると考えることが増えています。

さらに、近年は従業員の健康状態は生産性に大きな影響を及ぼしていることが研究によって明らかになっており、生産性向上のためにも従業員の健康管理に取り組む企業が増加しています。

ウェルビーイングとは、肉体的・精神的・社会的に満たされた状態のことです。「健康」という言葉は病気にかかっていない、肉体的に健康である、というイメージがついていることから、ビジネスにおいて健康を総合的に捉える言葉としてウェルビーイングが使われています。

従業員がウェルビーイングの状態にある企業・組織は、生産性が高く、離職率が低いことがわかっています。

リーディングマークは、こうした企業の健康管理・ウェルビーイングの実現が重要とされている状況において、社員の心の幸福度を可視化・改善する「ミキワメ ウェルビーイング」などを提供しています。

従業員の健康状態、とくにこころの状態を把握する取り組みのひとつにストレスチェックがあります。ストレスチェックは労働者が常時50名以上の事業場において実施義務がありますが、ウェルビーイングの実現のためにも重要となっています。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、社労士によるストレスチェック対応について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ウェルビーイング ウェルビーイング経営 クラウド サービス ミキワメ ミキワメ ウェルビーイング メンタル メンタル・ヘルス リーディングマーク 健康 健康経営 可視化 就活 株式会社 資金調達 適性検査
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IoTを使った在庫・発注管理ソリューション提供の「スマートショッピング」が3億円調達
2021年6月22日、株式会社スマートショッピングは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 IoT重量計を使った在庫管理・発注自動化ソリューション「スマートマットクラウド」と、消費者向け…
AIソリューションを提供する「シナモン」が「オカムラ」と資本業務提携
2023年7月5日、株式会社シナモンは、株式会社オカムラと資本業務提携を締結したことを発表しました。 シナモンは、AI-OCR「Flax Scanner」、自然言語処理エンジン「Aurora Clip…
ドライバーを中心としたノンデスクワーカーのマッチングプラットフォームを展開する「ドライバーテクノロジーズ」が5.5億円調達
2025年3月28日、株式会社ドライバーテクノロジーズは、総額5億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドライバーテクノロジーズは、物流・輸送事業者向けに、テクノロジーを活用した保有車…
ふるさと納税の返礼品においてNFTを活用するなどNFTによる地方創生を推進する「あるやうむ」と「KDDI」が資本業務提携
2023年2月16日、株式会社あるやうむは、KDDI株式会社と業務提携したことを発表しました。 また、KDDIは今回の提携に伴い、地方創生を推進する地元企業やベンチャー企業への出資を目的とした「KDD…
BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data Platform(EDP)「aimstar」を提供する「スプリームシステム」が5.1億円調達
2023年6月23日、スプリームシステム株式会社は、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スプリームシステムは、BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集