注目のスタートアップ

AIイラスト投稿サイト「chichi-pui」運営の「ccpp」が資金調達

company

2022年12月13日、株式会社ccppは、資金調達を実施したこと、および、2022年12月2日に会社を設立したことを発表しました。

ccppは、AIイラストを閲覧・投稿できる専門サイト「chichi-pui」を運営しています。

会員登録することでイラストの投稿が可能になるほか、投稿された画像を生成したプロンプト(呪文)・ネガティブプロンプト(反対呪文)の閲覧も可能になります。

企業・メディアなどとのコラボ企画、開発体制の強化、ユーザーの収益化機能の提供などに取り組んでいく予定です。

2022年7月12日、無料から利用できる画像生成AI「Midjourney」のオープンβ版が公開されました。

そして、2022年8月23日に無料の画像生成AI「Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)」が、2022年10月3日に日本のアニメ・マンガ風の作画に強いAIモデル「NovelAI Diffusion」が公開されました。

画像生成AIとは、テキストを入力することで人間が描いたようなイラスト・絵画を生成するAIのことです。

「Midjourney」のリリースから話題を呼び、多くのユーザーが画像生成AIでイラストを生成し、SNSなどに投稿しています。

一方、「Midjourney」で生成された絵画が米国・コロラド州で開催されたコンテストで1位をとり物議を醸すことになるほか、イラスト投稿サイトにおいてAI生成のイラストが大量に投稿され、人間によって描かれたイラストの検索が難しくなったり、大量に絵が投稿されることでタグ検索が機能しなくなったりといった問題が生じました。

こうした問題の対策としては、AI生成のイラストと人間が描いたイラストは別のカテゴリで取り扱うことが考えられます。

今後、AIが生成したイラスト(などの作品)がどのように需要され、どのように文化・ビジネスとして広がっていくのか注目が必要です。

AIは、ビジネスの世界においてはこれまで非効率的だった業務を大幅に効率化するなど、大きな革新をもたらしています。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考になさってください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIイラスト ccpp chichi-pui NovelAI Diffusion Stable Diffusion イラスト 株式会社 画像 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

仮想通貨の損益計算ツールや投資SNS「アイデアブック」を提供する「クリプタクト」が4億円調達
2020年12月10日、株式会社クリプタクトは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 仮想通貨(暗号資産)の損益計算から資産管理、確定申告までサポートするサービスや、式・為替・仮想通貨等…
空飛ぶクルマと物流ドローンを開発する「SkyDrive」が資金調達
2023年4月6日、株式会社SkyDriveは、資金調達を実施したことを発表しました。 SkyDriveは、空飛ぶクルマ(エアモビリティ)と、1回の飛行で30kgの荷物を運搬できる物流ドローン「Sky…
女性専用フィットネスブティックスタジオを運営する「LIFE CREATE」が9.2億円調達
2023年3月28日、株式会社LIFE CREATEは、総額9億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LIFE CREATEは、女性向けの目的型フィットネスブティックスタジオを4ブラ…
「ラブレター」が3,000万円調達 応援広告マッチングプラットフォーム「推しダム」をリリース
2022年9月28日、株式会社ラブレターは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、応援広告マッチングプラットフォーム「推しダム」をリリースしたことも併せて発表しています。 「推…
小売業界向けデータ活用ソリューション提供の「Flow Solutions」が1.5億円調達
2019年9月26日、株式会社Flow Solutionsは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 小売向けのストア・コミュニケーション・プラットフォーム「InSight」を…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集