創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年12月9日SaaS事業者向け組み込み型iPaaS「Anyflow Embed」を提供する「Anyflow」がクラウドPOSレジの「スマレジ」と資本業務提携

2022年12月8日、Anyflow株式会社は、株式会社スマレジと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
Anyflowは、SaaS事業者向け組み込み型iPaaS(API連携プラットフォーム)「Anyflow Embed」を提供しています。
自社プロダクトと他社SaaSのAPI連携を実装できるプラットフォームです。
独自開発した連携基盤とノーコードエディターにより開発工数を圧縮し、最短1週間で他社SaaSとのAPI連携を自社プロダクトに組み込めます。
スマレジは、iPadなどのタブレット利用をしたクラウドPOS「スマレジ」を展開しています、
今回の提携により、「スマレジ」における他サービスとのAPI連携機能を提供します。
—
SaaS(Software as a Service)とは、クラウド上にあるソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのことです。
インターネット環境さえあればWebブラウザからログインするだけで利用できるほか、保守・管理が不要、月額制であるため初期費用を抑えられるといった特徴があります。
SaaSは、会計・経費精算・営業・CRM(顧客関係管理)など、それぞれの業務に特化しているサービスが大半であるため、組織は必要に応じて複数のSaaSを導入します。
それぞれのSaaSは別の企業が提供していますが、導入する組織としては、会計と経費精算を連携させたいといったニーズがあるため、多くのSaaSではシナジーの高い他社サービスや有名サービスとのAPI連携機能を実装しています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現のためには、SaaSなどの導入によるデジタル化・業務効率化だけでなく、データの活用も重要な要素です。
API連携は、こうしたデータ活用を円滑にするために重要な機能のひとつであり、SaaS事業者としては自社サービスの成功・成長のためにも、APIの整備や連携の強化が重要になっています。
SaaSはオンプレミス型と違って導入に高いコストやシステムの構築などを必要としません。そのためコスト面で課題のあるスタートアップや中小企業においても、必要とするシステムを導入できます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Anyflow API連携 iPaaS POSレジ SaaS クラウド スマレジ プラットフォーム 株式会社 組み込み 資本業務提携 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年11月25日、株式会社ネイリーは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ネイリストに直接予約ができるアプリ「Nailie(ネイリー)」を提供しています。 ネイリストが投稿したネ…
2023年3月30日、Animoca Brands株式会社は、LMIグループ株式会社に1億5,000万円の出資を行い、資本業務提携したことを発表しました。 LMIグループは、サイン&ディスプレイ事業、…
2022年6月6日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社城南未来ファンド他と共同で設立した「しらうめ第1号投資事業有限責任組合(城南創業支援ファンド)」より、Morning Proje…
2022年1月20日、インテグリカルチャー株式会社は、総額7億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発の低コスト細胞培養技術「CulNet System」の生産プラットフォーム…
2023年4月7日、株式会社SUN METALONは、総額約2.7億円(US$2M)の資金調達を実施したことを発表しました。 SUN METALONは、従来の金属3Dプリンティング技術と比較し、500…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…