注目のスタートアップ

クラウドサービスの導入・運用やDXコンサルティング事業を展開する「ウフル」と「電通国際情報サービス(ISID)」が資本・業務提携

company

2022年11月25日、株式会社ウフルは、株式会社電通国際情報サービスと、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。

ウフルは、自社サービス群「CUBE 01」を活用しながら、各地の観光分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)や、安心安全な地域生活を実現するための防災関連の取り組みなどのスマートシティ化を推進しています。

和歌山県和歌山市、白浜町、すさみ町、太地町などで、デジタル田園都市国家推進構想を実現するパートナー企業として事業を展開しています。

また、カーボンニュートラルに向けたソリューション提供も行っています。

電通国際情報サービス(ISID)は、スマートシティや、行政DX、脱炭素などの領域で社会課題対応型ビジネスを推進しています。2022年6月からは、スマートシティ実現に向けた都市OSソリューション「CIVILIOS(シビリオス)」の提供を開始し、全国の自治体向けに導入を進めています。

今回の資本・業務提携を通じ、以前から構築していた協業関係をさらに強め、スマートシティ・カーボンニュートラル分野のソリューション強化・事業拡大を目指します。

デジタル田園都市国家構想とは、地方の自然的な豊かさをそのままに、デジタルの力によって都市と同じ、もしくはまた別の利便性・魅力を備えた新たな都市形態の構想です。

具体的には、スタートアップエコシステムの確立、中小・中堅企業のDXの実現、農林水産業のデジタル化、地方大学を核としたイノベーションの創出による「地方での仕事の創出」、移住促進、オンライン関係人口の創出・拡大などによる「人流の創出」、教育DX、遠隔医療、ドローン物流、自動運転、防災DXなどの実現による「地域の魅力向上」など、デジタルの力を活用することで地方の課題解決を目指しています。

IoT・AI・ロボットなどのテクノロジーを活用することで、安心・安全で持続可能な都市を実現する都市づくり・街づくりであるスマートシティ構想とも重なる部分が多く、スマートシティ構想の延長線としてデジタル田園都市国家構想が進められている例もあります。

こうした都市づくり・街づくりにおいては、多岐にわたる課題を、企業・自治体が連携し、それぞれの強みを活かしたり、シナジーを生み出したりすることで解決することが求められます。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CUBE 01 DX ISID ウフル カーボンニュートラル クラウド クラウドサービス コンサルティング スマートシティ デジタルトランスフォーメーション 株式会社 資本業務提携 防災 電通国際情報サービス
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Beso」と「アーリークロス」が資本業務提携 資料回収業務の課題を解決する「資料回収サービス」の共同実証実験を開始
2023年8月2日、株式会社Besoは、税理士法人アーリークロスと、資本業務提携したことを発表しました。 また、資料回収業務の課題を解決するためのβ版新サービス「資料回収サービス」の共同実証実験を開始…
Web3開発インフラ「Bunzz」を提供する「LasTrust」がNFTプラットフォーム「LEAD EDGE」を提供する「リードエッジコンサルティング」と業務提携
2022年7月15日、LasTrust株式会社は、株式会社リードエッジコンサルティングと、NFT関連サービスの開発に活用できるスマートコントラクトモジュールを共同開発することで合意したことを発表しまし…
次世代型BtoBコマースプラットフォームを開発する「goooods」が5.4億円調達
2022年9月28日、goooods株式会社は、日米の投資家・エンジェル投資家から、総額約5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 goooodsは、取引先発見・与信管理・債権回収を…
工場経営DXシステム「匠フォース」を提供する「匠技研工業」が5億円調達
2024年12月17日、匠技研工業株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 匠技研工業は、製造サプライヤー企業向けに、工場経営DXシステム「匠フォース」を提供しています。 業務の…
商業施設DXプラットフォーム「NEW PORT」を提供する「スカイファーム」が資金調達
2025年10月31日、スカイファーム株式会社は、資金調達を発表しました。 スカイファームは、商業施設を中心とした顧客接点のDXに必要な機能をワンストップで提供するプラットフォーム「NEW PORT」…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集