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AI翻訳機を展開する「ポケトーク」が16億円調達

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2022年11月14日、ポケトーク株式会社は、総額16億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ポケトークは、AI通訳機「ポケトーク」や、AI通訳アプリ「ポケトーク」、リモート会議字幕翻訳サービス「ポケトーク字幕」などを展開しています。

「ポケトーク」は、ボタンを押して話しかけるだけで翻訳を音声で返すデバイスです。

2022年11月現在、世界70の言語に対応しています。

2022年10月には、「ポケトーク字幕」の機能を大幅に進化させた翻訳サービス「ポケトーク同時通訳」を発表しています。

「ポケトーク同時通訳」は、相手が話す英語を70言語の音声と字幕でリアルタイムに理解できるサービスです。今冬の提供開始を予定しています。

AI技術の進展により、自動翻訳の精度も大幅に向上しています。

これまでは精度の問題によってビジネスなどで使うには課題がありましたが、現在では幅広い領域で活用されています。

ビジネスでは文書を作成することが多く、その際にはGoogle翻訳やDeepLなどテキストからテキストへと翻訳してくれるAI翻訳サービスが活躍します。

一方、実店舗における接客などでは、テキストベースの翻訳ツールは使い勝手があまりよくありません。

そこで登場したのが、音声言語を翻訳するサービスや専用のデバイスです。

「ポケトーク」はこの翻訳デバイスとして2017年に発売を開始したものであり、訪日観光客に対応するための実用的なツールのひとつとして観光業界で活用される事例が増えていきました。

コロナ禍においては、Web会議において音声を翻訳するサービスがリリースされるなど、翻訳サービスはオフライン・オンラインにおいて便利な道具として利用が拡大しています。

海外市場に参入できれば大きな利益を見込めます。以前は言語の壁が大きなハードルとなっていましたが、近年は高精度な機械翻訳や海外展開を支援するサービスも充実してきているため、海外展開がしやすい環境が整っています。「冊子版創業手帳」では、海外展開のはじめ方やJETRO(日本貿易振興機構)の活用法などについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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