注目のスタートアップ

AI校正・誤字脱字チェックサービス「Shodo」を運営する「ゼンプロダクツ」が資金調達

company

2022年11月1日、株式会社ゼンプロダクツは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、「埼玉りそな創業応援ファンド(エクイティ)」です。

ゼンプロダクツは、AI校正・誤字脱字チェックサービス「Shodo(ショドー)」を運営しています。

日本語の文章のAIによる校正や誤字脱字のチェックを提供するクラウドサービスです。

タイポ・変換ミス・誤字脱字のチェックだけでなく、ブラウザ上から利用できるクラウドのテキストエディターを利用し、チーム内で記事を相互レビューすることも可能です。

今回の資金は、AIを活用した新機能の開発、マーケティング・カスタマーサクセスの強化などに充当します。

企業では、ある程度のまとまった量の文章を書くことがよくあります。

社内での閲覧だけを目的とした文章ならば、ちょっとした誤字脱字・誤用・表記ゆれなどは許容されるでしょう。

しかし、広報用の資料や、Webサイトの文章、社外へのメール、顧客対応など対外的に出す文章でこうしたミスがあると企業の信用が失われてしまうこともあります。さらには、誤解を招くような文章になってしまった場合、企業に損失を与えてしまうケースもあります。

こうしたミスは、社内で二重三重のチェックを行うことである程度防ぐことはできます。しかし、多くの人材は文章のプロではないため、知識不足や思い込みなどによりミスをそのまま通してしまうこともあります。

また日本語の校正は、漢字の間違い、助詞の誤り、仮名遣いの誤り、ら抜き・さ入れ表現、タイポ(誤変換・誤字脱字)、二重敬語、表記ゆれなど確認する項目が多岐にわたり、業務にかなりの時間を費やすことになります。

近年は、AI技術の発展により自然言語を高い精度で解析・分析できるようになり、文章の校正をAIによって自動化するサービスが登場しています。

AIによって校正が自動化されることで、これまで校正にかかっていた時間を短縮できるだけでなく、これまで知識不足などにより修正できなかったミスを修正できるようになり、日本語文章の質の向上も実現できます。

AIは業務効率化にとって欠かせない技術となってきました。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Shodo クラウド ショドー ゼンプロダクツ タイポ 文章 日本語 校正 株式会社 表記ゆれ 誤字脱字 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

障害者支援者向けオンライン研修サービス「Special Learning」提供の「Lean on Me」が2.54億円調達
2021年4月5日、株式会社Lean on Meは、総額2億5,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 障害者支援者向けオンライン研修サービス「Special Learning」の提供や、…
社会人向けオンライン学習サービスを運営する「Schoo」が21.5億円調達
2023年2月22日、株式会社Schooは、総額21億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Schooは、社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」を提供しています。 生放送・ア…
農業向けドローン・ソリューション提供の「スカイマティクス」が資金調達
2019年11月14日、株式会社スカイマティクスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社博報堂DYベンチャーズが運用するファンド「HAKUHODO DY FUTURE DESIG…
電動キックボード・電動自転車のシェアリングサービスを展開する「Luup」が「サンケイビル」から資金調達
2022年5月20日、株式会社Luupは、株式会社サンケイビルから資金調達を実施したことを発表しました。 Luupは、電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの電動マイクロモビリティのシェアリング…
位置情報データの活用を可能にするクラウドサービスなどを提供する「クロスロケーションズ」が3.8億円調達
2022年8月4日、クロスロケーションズ株式会社は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クロスロケーションズは、独自開発の位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集