創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月25日広島大学発のVRゲームスタートアップ「Gino」が1,500万円調達

2022年10月24日、株式会社Ginoは、1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Ginoは、広島大学の学生が中心となって設立したスタートアップです。VRゲームを開発しています。
現在、VR探索ノベルゲーム『魔女の館』を開発しています。
—
VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などを通じてアクセスする仮想空間であり、実際にその場にいるような体験ができることを特徴としています。
現実空間では不可能な空間・動作を実現できることから、ゲームなどのエンターテインメントの領域で高い注目が集まっています。
VRゲームはビデオゲーム市場においてまだマイナーな領域ではありますが、2019年5月に正式リリースされたリズムゲーム『Beat Saber』は、2021年2月時点で400万本の売上本数を記録する大ヒットとなっています。
VRゲームではいくつかのヒットタイトルが生まれていますが、従来のビデオゲームと比べるとまだタイトル数は少なく、コンテンツ不足であることが課題となっています。
VRゲームは、遊ぶのに専用のVRゴーグルが必要となること、VRゴーグルのスペックがまだ要求水準に達しておらず、リッチな体験を提供しにくいこと、VRゴーグルが大きく長時間装着することに負担があること、VR酔いという車酔いに似た症状があることなどのいくつもの課題を抱えています。
そのためVRゴーグル・VRゲームの普及に足止めがかかっている状況にあります。
とはいえ、多くの課題はVRゴーグルの技術・スペック的な要因がほとんどであるため、将来的にはこれらの課題は解消されることが見込まれています。
Ginoは、近い将来のVRゴーグルの大幅なスペックの向上と、それに伴うVRゲームの流行を見据え、VRゲームの開発に取り組んでいます。
最新技術や最新技術を活用したプロダクトの開発には豊富な資金が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Gino VR VRゲーム エンターテインメント ゲーム 仮想現実 娯楽 広島大学 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年10月31日、株式会社on callは、資金調達とブランドロゴの刷新を実施することを決定したことを発表しました。 on callは、在宅医療クリニックに特化した夜間・休日の臨時往診バックアッ…
2023年6月8日、株式会社Bomoは、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Bomoは、動物病院専用のクラウド型業務改善システム「Wonder」を開発・提供しています。 …
2020年12月22日、株式会社ジェネシア・ベンチャーズは、インフォグラフィックを公開したことを発表しました。 このインフォグラフィックは、2017年12月と2020年9月に最終募集を完了した、1号フ…
2022年6月20日、株式会社岩谷技研は、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 岩谷技研は、高高度ガス気球や、旅行用気密キャビンを設計・開発しています。 気球による“NearSpace…
2020年1月31日、株式会社電脳交通は、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド型タクシー配車システムを開発・提供しています。 また、地域交通の課題解決への取組みの…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…