注目のスタートアップ

フォトウェディングやアニバーサリーフォトを展開する「デコルテ・ホールディングス」と「ミクシィ」が資本業務提携

company

2022年9月28日、株式会社ミクシィは、株式会社デコルテ・ホールディングスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

デコルテ・ホールディングスは、フォトウェディングやアニバーサリーフォトを展開するフォトスタジオ事業や、スポーツジム事業を展開しています。

ミクシィは、「家族アルバム みてね」や連結子会社スフィダンテ社の「OKURU」などの事業を通じ、子どもの写真・動画共有や、フォトプリント・フォトギフトなどのサービスを展開しています。

今回の提携により、これらサービスとのシナジーを生み出し、さらなる成長を目指します。

フォトウェディングとは写真で残す結婚式のことです。

主に、式や披露宴などを行う予定がないものの、結婚の記念として記憶や形として残したい、花嫁・花婿姿を親・祖父母に見せたいという新郎新婦に利用されています。

フォトウェディングは通常の結婚式よりも圧倒的に費用を抑えられることが特徴的です。

通常の結婚式費用の平均は286万円ですが、フォトウェディングは数万円から20万円が相場となっています。

またゲストが参列しないことも特徴であり、コロナ禍ではフォトウェディングを選ぶ新郎新婦が増加したようです。

ほかにもブライダル業界では少子高齢化の影響によって婚姻者数が減少し、それに伴い結婚式の数も減少していくことが予測されています。

そのため結婚式以外のサービスの提供や、付加価値の提供、参列者が自分の結婚式などでも利用したくなるような施策(リピーターの取り込み)などを強化していく必要があります。

こうした背景から、ブライダル業界では結婚式事業以外へも事業を拡大していく動きとなるでしょう。

コロナ禍や消費行動の変化などにより市場に大きな変化が訪れています。そのため市場の変化を見定めて新たなサービスを生み出していくことが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アニバーサリーフォト デコルテ デコルテ・ホールディングス フォトウェディング フォトスタジオ ミクシィ 写真 冠婚葬祭 株式会社 記念 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

人材紹介会社向けの求人流通プラットフォームなど提供の「ROXX」が9億円調達
株式会社ROXXは、総額9億円の資金調達を発表しました。 人材紹介会社向けの求人流通プラットフォーム「agent bank」や、月額定額制リファレンス・チェック・サービス「back check」を運営…
ファンとIPをつなぐ共創型のコミュニティプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を手がける「Gaudiy」が資金調達
2025年5月8日、株式会社Gaudiyは、資金調達を発表しました。 引受先は、ソニーグループ株式会社と、株式会社バンダイナムコホールディングスです。 Gaudiyは、ファンとIPをつなぐ共創型のコミ…
印章・印刷物販売の「グレエイト」と「電子契約サービス「NINJA SIGN」提供の「サイトビジット」が業務提携
2020年11月16日、株式会社グレエイトは、株式会社サイトビジットと業務提携したことを発表しました。 グレエイトは、全国に300店舗のフランチャイズ展開で、印章・印刷物販売を行う「はんこ屋さん21」…
コーヒーのサブスクリプションサービス運営の「POST COFFEE」が1.5億円調達
2021年7月13日、POST COFFEE株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コーヒー豆をポストに届けるサブスクリプションサービス「PostCoffee」を運…
リファラル×エンジニアで切り込めるか エンジニア同士で仕事紹介できるサービス運営の「Re:Build」が3,000万円調達
株式会社Re:Buildは、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エンジニア同士で仕事紹介できるサービス「Tadoru」を運営しています。 システム開発を依頼したい企業が、“タ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集