注目のスタートアップ

セールスインテリジェンス「Sales Marker」を提供する「CrossBorder」が5,000万円超調達

company

2022年9月20日、CrossBorder株式会社は、5,000万円超の資金調達を実施したことを発表しました。

CrossBorderは、セールスインテリジェンス「Sales Marker(セールスメーカー)」を提供しています。

480万件の企業データベースと顧客の興味関心のデータであるインテントデータを活用することで、成約の確率が高いターゲティングを可能とするサービスです。

さらに、ターゲットの興味関心が高まっているタイミングをユーザーに通知し、アプローチするタイミングを知らせます。

また、リード情報を取り込むことで、社内に分散しているリードの名寄せ・情報の拡充を実現します。

今回の資金は、プロダクトの機能開発、データパートナーの構築、営業組織の強化に充当する予定です。

インテントデータとは、顧客の興味・関心を特定するデータのことです。従来は、自社サイト・サービスを利用するユーザーの行動履歴を分析して収集していましたが、近年はパートナー企業やベンダーからデータを取得できるようになり、より広いインテントデータの活用が可能になっています。

近年のBtoBマーケティングではこのインテントデータの活用がトレンドとなっています。

トレンドとなっている理由としては、前述の通りベンダーからインテントデータを入手できるようになったことや、企業がプロダクトやサービスを購入する際には、スペックや機能など合理的な判断から決定するため、プロダクト・サービスのメリットを売り込む必要があることなどが挙げられます。

BtoBマーケティング/セールスにおいてインテントデータを活用することで、より見込みが高い顧客にアプローチすることが可能となります。これにより営業やマーケティングの効率化を実現できます。

コロナ禍ではオンラインでの営業活動の比率が高まったため、商談会や飛び込み営業などとは異なるアプローチが求められており、インテントデータを活用した営業も新たな手法として浸透していくことが予測されます。

営業・マーケティングは、企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、さまざまなリソースが不足している創業期は、満足できる施策ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、リソースが不足している創業期でも効率的な営業ができるような営業ツールの導入などについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB BtoBセールス CrossBorder Sales Marker インテリジェンス セールス セールスインテリジェンス セールスマーカー データ 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オールインワン型の在庫・販売管理クラウドソフトを無償提供する「Spes」が資金調達
2023年10月2日、Spes株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達では、博報堂DYグループである株式会社アイレップとの資本業務提携も締結しています。 Spesは、完全無料の…
「NEWoMan新宿」2階エキナカに新モデルのAIカフェロボット「root C」を設置
2021年12月13日、株式会社New Innovationsは、株式会社ルミネが運営する「NEWoMan新宿」に、「root C(ルートシー)」を設置し2021年12月10日からサービスを開始したこ…
脳卒中後の運動障害の治療実現を目指す「Connect」が2.1億円調達
2020年11月9日、Connect株式会社は、総額2億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 脳卒中の発症後における重度の運動障害を治療するための、ブレイン・マシン・インターフェース…
オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「BPOテクノロジー」が5億円調達
2023年11月20日、BPOテクノロジー株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 BPOテクノロジーは、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営しています。 バックオ…
AIでソフトウェア・テストを自動化する「Magic Pod」運営の「TRIDENT」が5,000万円調達
2020年4月27日、株式会社TRIDENTは、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIでソフトウェア・テストを自動化するクラウド・サービス「Magic Pod」を運営してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集