創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年9月10日「イザナギゲームズ」が「アメツチ」の株式90%を取得し子会社化

2022年9月9日、株式会社イザナギゲームズは、株式会社アメツチの株式を90%取得し子会社化することを発表しました。
イザナギゲームズは、『冤罪執行遊戯ユルキル』『デスカムトゥルー』『ワールズエンドクラブ』などのコンシューマーゲームをプロデュース・販売するパブリッシャーです。
アメツチは、演劇・映像・アニメの企画・プロデュース・ディレクションを手掛けています。
舞台においてはプロジェクションマッピングなど映像を使った演出を得意としています。
グループ企業にアメツチを持つことで、新規IPコンテンツの展開・表現をより深く、幅広く行っていきます。
—
近年マンガ・アニメ・ゲーム業界では、原作作品の舞台化がトレンドとなっています。
2次元作品を舞台化した作品は2.5次元舞台と呼ばれ、漫画『テニスの王子様』を舞台化した、ミュージカル『テニスの王子様』が火付け役となったともいわれています。
2.5次元舞台は、原作作品のキャラクターや雰囲気を忠実に再現していること、アニメ・漫画・ゲームといった非現実的な世界を表現するためプロジェクションマッピングなどの映像技術などが使われる演出面などを特徴としています。
こうした舞台化プロジェクトは、主にIPコンテンツを保有する会社が企画を立案し、舞台製作会社と協力して進めていくことになります。
企画立案はアニメ原作であれば製作会社、漫画原作であれば出版社、ゲーム原作であればゲームパブリッシャーが担います。
また、こうした会社が出資を募り複数企業でプロジェクトを進める、製作委員会方式をとることもあります。
イザナギゲームズは新規IPの創出に力を入れているゲームパブリッシャーです。今回のアメツチの子会社化により、IPの多角的展開にも力を入れていくようです。
プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。近年はインターネットを活用したPR/マーケティングの重要性が増し、多くの企業が注力しています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | IPコンテンツ ゲーム プロデュース 子会社 映像 株式会社 演出 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年9月30日、ライフイズテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、「八十二サステナビリティ1号投資事業有限責任組合」(株式会社八十二銀行子会社の八十二インベストメント…
2023年6月2日、株式会社Specteeは、インフォコム株式会社と資本業務提携を締結したことを発表しました。 Specteeは、災害情報システム「Spectee Pro(スペクティプロ)」を提供して…
2021年10月8日、MetCom株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 GPSの構造的弱点を補完する、屋外・屋内シームレスな高精度三次元測位サービスの提供に向け、技術検証や…
2023年8月24日、株式会社インプルは、日本政策金融公庫の札幌支店中小企業事業により、資本性ローン(制度名:挑戦支援資本強化特別貸付)1億円の融資を調達したことを発表しました。 インプルは、Reac…
2021年10月14日、株式会社ユーティルは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ホームページ制作の依頼・相談・比較サービス「Web幹事」、動画・映像制作の依頼・相談・比較…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
