注目のスタートアップ

ITコンサルティング会社「グラビス・アーキテクツ」が「道銀SDGs私募債」2億円を発行

company

2022年8月31日、グラビス・アーキテクツ株式会社は、株式会社北海道銀行を引受先とする「道銀SDGs私募債」2億円を発行したことを発表しました。

グラビス・アーキテクツは、公共公益機関と中堅中小の製造業・小売業等のDXやITによる業務改善を支援するITコンサルティング会社です。

今回の資金は、人材の確保、地方自治体・中堅企業向けの新規サービスの開発に充当します。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が成功しなければ最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。これを2025年の崖といいます。

DXとは経済産業省の定義によると「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」です。

つまり単なるデジタル化ではなく、テクノロジーやデータを活用し組織を根本的に変革することを意味します。

DXは企業だけでなく、政府や自治体などありとあらゆる機関・組織で重要となっています。

地方自治体におけるDXは、デジタル活用により住民の利便性を向上させること、デジタル活用によって業務効率化を図り、人的リソースを行政サービスの向上につなげていくことを目的としています。

一方で、地方自治体では人手不足とコロナ禍が相まって、こうしたDXを推進できるリソースを確保できない状況にあります。

そのため、自治体の実情などを踏まえながら、DXを推進する外部のコンサルティング企業などのニーズが高まっています。

DXを拒むもののひとつにレガシーなシステムや組織がありますが、創業期はなにもない状態であるため、自分の好きなようにシステムを構築し、効率的な業務フローを確立することが可能です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX IT SDGs コンサルティング テクノロジー デジタルトランスフォーメーション デジタル化 中小 北海道 地方自治体 小売業 株式会社 私募債 製造業
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中性原子を用いた量子コンピューターハードウェアの研究・開発を行う「Yaqumo」が7億円調達
2025年8月22日、株式会社Yaqumoは、合計7億円の資金調達を発表しました。 Yaqumoは、量子コンピューターの有力方式のひとつである「中性原子方式」において、世界の研究開発をリードする京都大…
女性向けキャリアスクール「SHElikes」を運営する「SHE」が18億円調達
2022年10月26日、SHE株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SHEは、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」や、ミレニアル世代の女性で構成さ…
「HATALUCK」と「凸版印刷」が資本業務提携 メーカーとシフトワーカーをつなげる「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』活用サンプリング」を提供開始
2023年8月1日、株式会社HataLuck and Personと、凸版印刷株式会社は資本業務提携を結んだことを発表しました。 また、「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』活用サンプリング」を20…
スマートライフプラットフォーム「SpaceCore」提供の「アクセルラボ」が7億円調達
2022年1月15日、株式会社アクセルラボは、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマートライフプラットフォーム「SpaceCore(スペース・コア)」を提供しています。 不動産・ハウ…
クラウド型売掛保証サービス「アラームボックス ギャランティ」 保証料無料で未入金リスクをゼロにするスタートアップ限定プランを提供開始
2022年6月22日、アラームボックス株式会社は、提供する「アラームボックス ギャランティ」において、スタートアップ限定プランの提供を新たに開始したことを発表しました。 「アラームボックス ギャランテ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集