注目のスタートアップ

CtoCビジネスに必要な機能を提供するプラットフォーム「C2Cプラットフォーム」を展開する「C2C Platform」が5億円調達

company

2022年8月17日、C2C Platform株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

C2C Platformは、ダイレクトマッチング事業(CtoCマッチングサービスなど)を展開する上で必要な機能を備えたプラットフォームシステム「C2Cプラットフォーム」の提供を中心に、インキュベーション支援、デジタルマーケティング支援、ビジネスグロース支援など、包括的なサポートを提供しています。

今回の資金は、プロダクト開発体制・グロースチームの拡大、プラットフォーム機能開発、主要事業の事業強化に充当します。

C2C Platformのいうダイレクトマッチング事業とは、メルカリなどのフリマアプリなどに代表されるCtoCマッチングサービスやBtoBマッチングサービスのことです。

CtoCマッチングサービスは消費者同士を直接つなげるビジネスであり、企業が売買取引などに挟まらないため、中間マージンが削減されることが特徴です。

モノの売買だけでなく、マッサージやエアコンの取り付けなどの専門的なスキルを持つ人と、そのスキルを求める人をマッチングするサービスも一般的となっており、こちらはスキルシェアリングと呼ばれることもあります。

スキルシェアリングは、高齢化の進展によって庭の手入れや買い物などの手伝いを必要とする高齢者の増加によってニーズが高まっていくことが予測されています。

また、フリーランスが集客のためのプラットフォームとして活用している例もあり、業界に特化したCtoCビジネスも展開されています。

実際に「C2Cプラットフォーム」を活用して立ち上げられたCtoCマッチングサービスには、ネイリストのマッチングサービス「Nailie(ネイリー)」や、フリーランスの美容師のマッチングサービス「SHAiRE(シェア)」、セラピストのマッチングサービス「HOGUGU(ホググ)」などがあります。

またCtoCビジネス以外にも、仕込み済み商品を受発注できる食品工場と飲食店のマッチングサービス「シコメル」など、BtoBのマッチングサービスの立ち上げにおいても活用されています。

マッチングサービスは手軽に取引先を見つけることができるため、販路開拓が必要となる創業期に大きな助けとなってくれます。また、販路開拓においては展示会の活用など重要な方法がいくつもあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウや、展示会の活用法、商工会議所の活用法など、販路開拓・拡大のためのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ C2C CtoC システム開発 ビジネス プラットフォーム マッチング 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

画像認識AIを用いた各種ソリューションを開発・提供する「サイバーコア」 「電気興業」による株式取得・「電気興業」グループへ参画
2023年8月25日、株式会社サイバーコアは、電気興業株式会社(DKK)とサイバーコアの発行済株式を取得する株式譲渡契約および第三者割当増資に関する総引受契約を締結し、DKKグループに参画することを発…
超小型衛星用の推進機を開発する「Pale Blue」が7,000万円調達
2020年10月21日、株式会社Pale Blueは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2020年4月に設立された東京大学発ベンチャーで、安全無毒で取扱い性・入手性の良い水…
家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する「400F」が11.4億円調達
2024年8月29日、株式会社400Fは、総額11億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約30億円となります。 400Fは、家計診断・相談サービス「…
スマート水産養殖の「ウミトロン」が12.2億円調達
2022年6月7日、UMITRON PTE. LTD. (所在地: シンガポール)とウミトロン株式会社は、総額12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウミトロンは、水産養殖にAI…
ペットシッターのシェアリング・アプリ「ぱうわん」運営の「ぱうれんつ」が資金調達
2019年8月30日、株式会社ぱうれんつは、資金調達を実施したことを発表しました。 ペットシッターのシェアリング・アプリ「ぱうわん」を運営しています。 アプリから、100%有資格のペット・シッターに、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集