「フォト蔵広告」が写真専門SNSメディア「フォト蔵」の新サービスのアルファ版をリリース

tips

2022年8月15日、フォト蔵広告株式会社は、「フォト蔵」の新システム開発を行い、新サービスのアルファ版をリリースしたことを発表しました。

「フォト蔵」は、写真を投稿・共有できるSNSです。

今回新たにリリースした新サービスは、ブラウザーベースで構築されており、アプリをインストールすることなく、写真SNSとしての「フォト蔵」を利用できるというものです。

ユーザーの声を聞きながら、正式版リリースのための開発を進めていきます。

また、オープンマーケットシステムである「フォト蔵NFT」も開発しており、近日中のアルファ版のリリースを予定しています。

iOSにおけるApp Store、AndroidにおけるGoogle Playからインストールするアプリのことをネイティブアプリといいます。

対して、ブラウザ上で動くアプリケーションのことをWebアプリといいます。

ネイティブアプリはWebアプリよりも動作が速く、オフラインでも動作するという特徴があります。

また、プッシュ通知や、カメラ機能、位置情報などを最大限に利用できるため、スマートフォンにおいて複雑でリッチなサービスを提供するために利用されています。

一方で、ネイティブアプリは運用コストが非常に高く、それぞれのストアの審査を通過する必要があることが課題となっています。

また、インストールしなければ利用できないこともネックであり、アプリのサイズが大きくインストールに時間がかかる場合は、ユーザーにインストールをキャンセルされてしまうこともあります。

そこで近年は、Webアプリにおいてもネイティブアプリのような挙動や機能を実装するためのライブラリやフレームワークの開発などが進み、ネイティブアプリとWebアプリのいいところを兼ね備えたWebアプリが提供されることも増えてきています。

たとえばWebアプリでは、単一のページでコンテンツの切り替えを行うWebアプリであるSPA(Single Page Application)が注目されています。

SPAは、リンクやボタンをタップした際にページ全体を読み直すのではなく、コンテンツのみを読み直すことでネイティブアプリのような動作をするものです。

表示速度や全体のパフォーマンスを向上させられるため、従来のWebアプリの速度の問題を解決しています。

またこういったWebアプリをネイティブアプリのようにホーム画面に追加し、プッシュ通知などを利用できるようにするPWA(Progressive Web Application)という技術も登場しています。

こうしたWebアプリの環境の変化もあり、将来的にネイティブアプリはWebアプリに取って代わられるのではないかと考えられています。

「フォト蔵」の今回のリニューアルは、こうしたWebアプリに対応するものであると考えられます。

アプリの開発にはITエンジニアの採用や外注の活用が必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウや、アウトソーシングの活用法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ SNS アルファ版 サービス フォト蔵 フォト蔵広告 共有 写真 新サービス 画像
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

動画配信プラットフォームサービスを提供する「PLAY」が「WOWOW」と資本業務提携
2023年3月31日、株式会社PLAYは、株式会社WOWOWと資本業務提携、株式会社TBSホールディングス、およびテレビ東京ホールディングスと資本提携を行ったことを発表しました。 PLAYは、OTT配…
Facebookの投稿をブログにするサービス「Beblog」がスタート
2020年1月22日、株式会社ズカンドットコムは、「Beblog(ビーブログ)」をスタートしたことを発表しました。 「Beblog」は、Facebookの投稿をブログとしてまとめるサービスです。 Fa…
「かんざし」がオンライン商談・面談サービス「クラウド商談どこでもSHOWBY」をリリース
2021年1月12日、株式会社かんざしは、「クラウド商談どこでもSHOWBY」を2021年1月12日から提供開始することを発表しました。 「クラウド商談どこでもSHOWBY」は、初期費用0円・月額利用…
議事録の作成・整理・共有を効率化するサービス「One Minutes」提供の「quintet」が4,000万円調達
2022年6月30日、quintet株式会社は、総額約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 quintetは、議事録の作成・整理・共有を効率化するサービス「One Minutes」を…
顧客対応クラウド「Re:lation」を提供する「インゲージ」が4億円調達
2024年1月25日、株式会社インゲージは、デットファイナンスにより総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インゲージは、顧客対応クラウド「Re:lation」を開発・提供しています。 複…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集