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2022年8月16日「フォト蔵広告」が写真専門SNSメディア「フォト蔵」の新サービスのアルファ版をリリース

2022年8月15日、フォト蔵広告株式会社は、「フォト蔵」の新システム開発を行い、新サービスのアルファ版をリリースしたことを発表しました。
「フォト蔵」は、写真を投稿・共有できるSNSです。
今回新たにリリースした新サービスは、ブラウザーベースで構築されており、アプリをインストールすることなく、写真SNSとしての「フォト蔵」を利用できるというものです。
ユーザーの声を聞きながら、正式版リリースのための開発を進めていきます。
また、オープンマーケットシステムである「フォト蔵NFT」も開発しており、近日中のアルファ版のリリースを予定しています。
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iOSにおけるApp Store、AndroidにおけるGoogle Playからインストールするアプリのことをネイティブアプリといいます。
対して、ブラウザ上で動くアプリケーションのことをWebアプリといいます。
ネイティブアプリはWebアプリよりも動作が速く、オフラインでも動作するという特徴があります。
また、プッシュ通知や、カメラ機能、位置情報などを最大限に利用できるため、スマートフォンにおいて複雑でリッチなサービスを提供するために利用されています。
一方で、ネイティブアプリは運用コストが非常に高く、それぞれのストアの審査を通過する必要があることが課題となっています。
また、インストールしなければ利用できないこともネックであり、アプリのサイズが大きくインストールに時間がかかる場合は、ユーザーにインストールをキャンセルされてしまうこともあります。
そこで近年は、Webアプリにおいてもネイティブアプリのような挙動や機能を実装するためのライブラリやフレームワークの開発などが進み、ネイティブアプリとWebアプリのいいところを兼ね備えたWebアプリが提供されることも増えてきています。
たとえばWebアプリでは、単一のページでコンテンツの切り替えを行うWebアプリであるSPA(Single Page Application)が注目されています。
SPAは、リンクやボタンをタップした際にページ全体を読み直すのではなく、コンテンツのみを読み直すことでネイティブアプリのような動作をするものです。
表示速度や全体のパフォーマンスを向上させられるため、従来のWebアプリの速度の問題を解決しています。
またこういったWebアプリをネイティブアプリのようにホーム画面に追加し、プッシュ通知などを利用できるようにするPWA(Progressive Web Application)という技術も登場しています。
こうしたWebアプリの環境の変化もあり、将来的にネイティブアプリはWebアプリに取って代わられるのではないかと考えられています。
「フォト蔵」の今回のリニューアルは、こうしたWebアプリに対応するものであると考えられます。
アプリの開発にはITエンジニアの採用や外注の活用が必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウや、アウトソーシングの活用法について詳しく解説しています。
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