「M&A DX」が「SOICO」と業務提携 M&A対応型ストックオプション契約を促進

tips

2022年8月8日、株式会社M&A DXは、SOICO株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。

M&A DXは、M&A・相続・事業承継に関するサービスを総合的に提供しています。

SOICOは、資本政策、株式報酬制度に関するコンサルティングサービスを提供しています。

今回の提携により、SOICOが展開するM&A対応型ストックオプション契約を促進し、スタートアップ・ベンチャー企業のファイナンス支援を強化します。

SOICOはM&A DXにスタートアップ・ベンチャー企業のM&Aニーズを連携することで、スタートアップ・ベンチャー企業のイグジット戦略サポートを強化します。

SOICOは、藍澤證券株式会社と共同で開発した「M&A対応型ストックオプション利用契約」を展開しています。

通常、無償税制適格ストックオプションを未上場時点で権利行使した場合、税制適格性がなくなり、給与課税の対象となってしまします。

無償税制適格ストックオプションは社員へのインセンティブとして利用されることが多く、また税金が発生するタイミングが少なく、税率が低いことからベンチャー企業を中心に利用されています。

しかし成長企業では、IPOではなくM&Aによるイグジットを行う場合があり、この場合は未上場時点で権利行使することになります。

「M&A対応型ストックオプション利用契約」は、未上場時点での権利行使においても、税制適格性を維持したまま行使できる新たなスキームであるため、M&Aによるイグジットを考えている企業でも無償税制適格ストックオプションを活用することができます。

今回、M&A支援を手掛けるM&A DXとの提携によって、さらに活用する企業が増えると予測されます。

シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、M&Aのメリットや成功パターンについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ M&A M&A DX M&A対応型ストックオプション契約 SOICO ストックオプション 無償税制適格ストックオプション
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営する「オーナーズ」が1.8億円調達
2023年1月13日、オーナーズ株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オーナーズは、専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営…
中⼩型IT事業のM&Aとロールアップを⾏う「FUNDiT」が9.6億円調達
M&A(企業の合併と買収)は、多様な経営戦略の一環として活用される手法です。 日本では、バブル崩壊後に海外企業による日本企業の買収が相次ぎ、当初は「身売り」といった否定的なイメージを伴うこともありまし…
専属M&Aエージェントサービス「RISONAL」を運営する「オーナーズ」が11億円調達
2023年11月29日、オーナーズ株式会社は、総額約11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オーナーズは、専属M&Aエージェント(FA)サービスを中小企業に広く提供する「RISONAL(リソ…
クラフトビール「CRAFT X」などの自社ブランドや共創型M&A事業を展開する「MOON-X」が7億円調達
2022年7月28日、MOON-X株式会社は、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先である株式会社日本M&Aセンターとは資本業務提携契約も締結しています。 MOON-Xは、自社ブラ…
中小企業向けの新型M&Aサービス「M&Aバザール方式」を運営する「M&Aバザール」が8,500万円調達
2023年12月4日、株式会社M&Aバザールは、総額8,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 M&Aバザールは、中小企業向けのM&Aサービス「M&Aバザール方式」を開発・運営しています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集