注目のスタートアップ

「ミツモア」が23億円調達 フィールドサービス事業者向けSaaSプロダクト「MeetsOne」を正式発表

company

2022年8月4日、株式会社ミツモアは、総額23億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、「MeetsOne」を正式発表したことも併せて発表しました。

「MeetsOne」は、フィールドサービス事業者向けのオールインワンの業務支援SaaSです。

電気工事、機器設置・修理、リフォームといったフィールドサービス事業者の、「スケジューリング」「顧客情報管理」「顧客体験」「見積書・請求書」「レポート」といった業務を一元化し、生産性・売上・顧客満足度の向上を実現します。

ミツモアは他に、さまざまなジャンルの専門家とユーザーをマッチングする見積もりプラットフォーム「ミツモア」を運営しています。

今回の資金は、人材強化、マーケティング活動の加速、「MeetsOne」の機能向上などに充当します。

エアコンの取り付け、リフォーム、水道の蛇口交換・修理など、生活に密着した専門的なサービスはいくつもあります。

近年これらサービスを展開する事業者・個人は、マッチングサービスの登場によって集客や販路拡大に新たな選択肢が生まれています。

また、庭木の剪定、掃除、機器の設置といった家事に近いようなサービスもこういったマッチングサービスを介して利用されています。さらに高齢者の増加によってこれらのサービスのニーズが高まっていくことが予測されています。

一方で、こうしたサービスを展開するのは中小企業や個人がほとんどであるため、業務管理においてはデジタル化がほとんど進んでいません。

今回ミツモアが正式発表した「MeetsOne」は、こうしたフィールドサービス事業者向けのオールインワンの業務支援SaaSです。

BtoCマッチングサービス「ミツモア」の運営により、あらゆる分野の中小事業者の課題を把握しているため、事業者に寄り添ったプロダクトを提供していくことになるでしょう。

スタートアップや中小企業はコストの面から複数のSaaSを導入することは難しいかもしれませんが、オールインワン型のSaaSをひとつ導入するだけでも大幅に効率化を実現できる可能性があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoC SaaS オールインワン フィールドサービス マッチング ミツモア 中小企業 効率化 株式会社 業務効率化 業務支援 見積もり 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中高生向けキャリア探究サービスを運営する「RePlayce」に「積水ハウス投資事業有限責任組合」が出資
2024年7月31日、株式会社RePlayceは、積水ハウス投資事業有限責任組合から出資を受けたことを発表しました。 RePlayceは、RePlayceは、中高生向けキャリア探究サービス「はたらく部…
建築・デザイン業界向け建材・家具検索プラットフォーム「TECTURE」を運営する「tecture」が1.6億円調達
2023年5月8日、tecture株式会社は、1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、INSTYLE GROUPのベンチャーキャピタル、Japan Venture Cap…
AIによる電力分析技術を活用した電力見える化やエネルギー最適制御などのソリューションを展開する「インフォメティス」が5億円調達
2023年6月19日、インフォメティス株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インフォメティスは、AIよる電力分析技術(家電分離推定技術)や、この技術によって得られるデータをも…
ID認証・認可のためのプラットフォームやスマートロックなどを手がける「ビットキー」が資金調達
2024年11月1日、株式会社ビットキーは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は300億円を超えました。 ビットキーは、ID認証・認可のためのプラットフォーム「b…
CtoCマッチング事業向けシステム開発事業の「C2C」が255万ドル調達
2020年11月9日、C2C PTE. LTD.は、255万ドル(約2.7億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 CtoCダイレクト・マッチングに必要となる基本機能を、独自に開発したプラットフ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集