注目のスタートアップ

MRコンテンツの内製化を支援する「DataMesh Director」を展開する「DataMesh」が資金調達

company

2022年8月5日、DataMesh株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

DataMeshは、MR技術の業務への導入に際し、実装の内製化を支援するサービス「DataMesh Director」や、MRコンテンツ開発などを展開しています。

「DataMesh Director」を利用することで、企業は社内にある3D・2Dアセットをアプリケーションに取り込み、ノープログラミングでMRコンテンツを作成・編集し、ワンクリックで投影することが可能となります。

今回の資金は、「DataMesh Director」、今後リリース予定の法人向けメタバースソリューション、デジタルツインプラットフォーム「FactVerse」の開発・マーケティングの強化に充当します。

DataMeshグループは、2014年、Microsoft本社にてOffice365 SharePointのプロダクトマネージャーを務めたJie Li氏により、米国シアトルにて創業されました。

日本法人であるDataMesh株式会社は2017年から営業活動を開始しています。

MR(Mixed Reality, 複合現実)とは、現実空間に3Dモデルなどのデジタルデータを、まるでそこにあるかのように投影する技術のことです。

たとえば、建設現場において3Dモデルの建築物を建設予定の場所に表示させて完成イメージを把握したり、手術の現場において患者の臓器のデータを表示させ手術のシミュレーションをしたりなどで活用されています。

MRで投影されたコンテンツは、回り込んで見たり、複数人で同時に見たり、その場で直接編集したりできることを特徴としています。

とくに製造・建設・医療において業務効率化・生産性向上で活用され成長していくと予測されています。

MRの活用のためには、活用する企業内でMRコンテンツを実装できる環境が必要であるため、「DataMesh Director」のようなサービスの導入も進むと考えられます。

MRなどの最先端技術はこれまででは考えられないほどの業務効率化や生産性の向上を実現します。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DataMesh Director MR 内製化 導入 建設業 支援 株式会社 業務 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データ・テクノロジー事業などの「イングリウッド」とインサイド・セールス事業などの「アップセルテクノロジィーズ」が業務提携
2020年10月9日、株式会社イングリウッドは、アップセルテクノロジィーズ株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 イングリウッドは、ECのコンサルティング・制作・運営代行、プロダクト設計…
「中小企業省力化投資補助金」製品カテゴリーが更新
2024年10月21日、「中小企業省力化投資補助金」の製品カテゴリーが更新されました。 「中小企業省力化投資補助金」は、IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果的な汎用製品を「製品カタロ…
ヘリコプター遊覧予約サービスやヘリコプターチャーターサービスを展開する「AirX」が資金調達
2021年10月27日、株式会社AirXは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、双日株式会社です。 AirXは、ヘリコプター遊覧予約「AIROS Skyview」と、ヘリコプターチャータ…
宇宙バイオ実験サービスを開発する「IDDK」が2.4億円調達
2023年12月4日、株式会社IDDKは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 IDDKは、光学技術と半導体技術の融合により従来の顕微鏡とは全く異なる原理の革新的な顕微観察技…
「Tokyo ものづくり Movement-未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト2024-」
「Tokyo ものづくり Movement-未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト2024-」のご案内です。 このプログラムは、アイデアはあるものの、製品化・事業化のためのノウハウや資金に課題のある…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集