創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年7月26日アバターと働く異世界空間プラットホーム「ViKet Town」が正式ローンチ

2022年7月25日、冒険社プラコレは、「ViKet Town(ビケットタウン)」を正式ローンチしたことを発表しました。
「ViKet Town」は、アバターと働ける、仲間だけの異世界空間を創造できるコミュニケーションプラットフォームです。
社員のワークエンゲージメントを高めることを目的とした、バーチャルな空間を提供するサービスです。
リモートワークで必要となる、チャット、ビデオ・音声通話、位置情報といったコミュニケーション機能から、マネジメントに必要となる勤怠管理・日報機能などを搭載しています。
また、自発的なコミュニケーションを促すため、社内通貨「ビケ」によるトークンエコノミーを構築しています。この「ビケ」は、仲間とのコミュニケーションによって貯まっていき、プレゼントやアバターの服などのアイテムの購入に使うことができます。
これにより上司の評価から解放し、社内のコミュニケーションを活性化した人ほど評価されるDAO(分散型自立組織)的なチームづくりを可能としています。
—
コロナ禍では多くの企業でテレワークが急激に普及しました。
これをきっかけに、完全テレワークへの移行、テレワークとオフィスワークを併用するハイブリッドワークの導入、オフィス分散など、新たな働き方を模索する動きが活性化しています。
離れた拠点で働く人とコミュニケーションをとるには、メール・電話・ビジネスチャット・ビデオ通話など、さまざまな方法が考えられます。しかしそのいずれも対面でのコミュニケーションよりも質が低下したり不便が生じたりなどの課題を抱えています。
たとえばビデオ通話は対面でのコミュニケーションと同じように相手の表情が見え、身振り手振りも伝えることができます。しかし複数人が同時に喋ってしまうと声が埋もれてしまい、誰が何を喋ったのか聞き取れなくなってしまうという課題があります。この問題を回避するためビデオ通話では順番に喋ったり進行担当を据えたりします。
こうしたテレワーク下でのコミュニケーションの問題を解決するため、Web上にオフィス空間(のコミュニケーション機能)を再現することを目的としたバーチャルオフィスサービスが登場しました。
バーチャルオフィスには、出社しているメンバーの状況がわかるといったステータス機能や、近づくだけで会話できるといった機能、遠くの会話は遠くで聞こえ、近くの会話は近くで聞こえるといった機能など特徴的な機能が搭載されており、さまざまなアプローチによりテレワーク下でのコミュニケーションを革新しています。
「ViKet Town」はこうしたバーチャルオフィスサービスのひとつです。
自分の分身としてアバターを利用し、このアバターの服などが購入できるショップ機能と独自通貨「ビケ」、そして「ビケ」を通じたコミュニケーション活性化のための仕組みを特徴としています。
テレワークなど新たな働き方のためにはコミュニケーションツールなどICTツールの導入が必要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における社内システムの構築について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 便利なサービス |
---|---|
関連タグ | ViKet Town アバター コミュニケーション スペース チャット テレワーク トークン・エコノミー バーチャル バーチャル・オフィス ビケットタウン プラットフォーム リモートワーク ローンチ 冒険社プラコレ 空間 通話 |
便利なサービスの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年4月10日、ジョイズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ジョイズは、AI技術を活用した教育機関向け英語学習クラウド「TerraTalk」を提供しています。 AIによる対話形式…
2024年6月13日、アトラスト・ヘルス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 アトラスト・ヘルスは、精神科・心療内科系疾患特化型オンライン診療プラットフォームと、クリニックDX支援事業を…
2023年2月27日、株式会社ピアズは、bravesoft株式会社より、CVC事業の第3号案件として、第三者割当増資を引き受け、イベントテック事業に関する資本業務提携したことを発表しました。 brav…
2023年8月28日、株式会社TechBowlは、総額約3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TechBowlは、エンジニア向けリスキリングプラットフォーム「TechTrain(…
2023年9月1日、株式会社シルバコンパスは、総額2億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シルバコンパスは、AI映像対話システム「Talk With」を開発・提供しています。 実在…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…