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2022年7月25日法⼈向け後払いサービスなどを提供する「Payment Technology」とショッピング・オークションの相場検索サイト運営の「オークファン」が資本・業務提携
2022年7月22日、株式会社Payment Technologyは、株式会社オークファンと、資本・業務提携したことを発表しました。
Payment Technologyは、法⼈向け売掛金早期回収サービス「ハヤメル」・買掛金立て替え払いサービス(後払いサービス)「オクラス」、給与前払いサービス「前払いできるくん」・「前払いできるくんLITE」、デジタル給与払い福利厚生サービス「エニペイ」を提供しています。
「ハヤメル」は、請求書発行サービスとクレジットカード決済を組み合わせることで、売掛金の早期回収を実現するサービスです。
このサービスで請求書を発行すると、通常よりも短い振込期限・カード決済のみという制約があるものの請求金額が1%オフになるという選択肢を請求先企業に提示することができます。これにより請求企業は本来よりもすばやい売掛金の回収を行うことができます。
また、カード決済によって未回収リスクが軽減するため、新たな取引先を積極的に開拓することが可能となります。
オークファンは、ショッピング・オークション相場検索サイト「aucfan(オークファン)」、BtoB卸仕入れプラットフォーム「NETSEA(ネッシー)」などを展開しています。
今回の提携により、Payment Technologyが提供するキャッシュフロー改善サービスを活用し、オークファン子会社である株式会社SynaBizが運営する「NETSEA」に参加する企業のキャッシュフローの改善に貢献していきます。
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BtoB取引では、業種によっては、商品・サービスの提供から販売代金・委託料の入金が1か月~3か月後となることがあります。この実際の取引から支払いまでの期間のことを支払いサイトといいます。
この支払いサイトが長い場合、請求元企業の資金繰りに課題が生じるケースがあります。たとえば建設業は材料費や外注費などの支払いが先行するにもかかわらず、工事代金の入金は工事の完成後と支払いサイトが長いため、資金繰りに苦しむケースが多いようです。
近年はこの課題を解決するため、請求書を買い取ってもらうことで通常よりも早期に資金を回収できるサービスであるクラウドファクタリングやオンラインの立替払いサービスが普及しています。
一方でPayment Technologyの「ハヤメル」は、クラウドファクタリングとは別のアプローチによって売掛金の回収を短縮するサービスです。
サービスの内容は、請求先企業に通常よりも短い振込期限・カード決済のみという制約があるものの、支払金額が1%オフとなるという請求書を発行することで、売掛金のスピーディーな回収を実現します。
請求先企業は通常の振込期限も選ぶことができるため、「ハヤメル」導入にあたって請求先企業へのデメリットは存在しないといえるでしょう。
支払いサイトが長くなるのは、ビジネスの構造上の問題もあれば、ただの商習慣である場合もあります。「ハヤメル」は、請求先企業に1%オフになるというメリットを提示することで、長年の商習慣を変化させるきっかけを与えられるかもしれません。
また同時に、BtoB取引において未収金リスクが低減するカード決済を普及させることにも役立ちます。
資金繰りは創業期において重要な要素です。もし資金繰りが上手くいかなければ、黒字なのに事業を畳まなくてはならないこともあるからです。「冊子版創業手帳」では、創業期の資金繰りや、キャッシュフローを見極めるためのノウハウを詳しく解説しています。
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