注目のスタートアップ

起業家支援プログラム・コミュニティ「U-25起業家シェアハウス」を運営する「Heimat」が資金調達 エジプトに進出

company

2022年7月21日、Heimat株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

Heimatは、起業家支援プログラム兼コミュニティである「U-25起業家シェアハウス」を運営しています。

25歳以下のプレシードの起業家をシェアハウスに集め、3か月でプロダクトローンチ・資金調達を目指す起業家支援プログラム・コミュニティです。

2020年12月のスタートから、延べ400名が参加し、50名以上の起業家を輩出しています。

今回の資金は、「U-25起業家シェアハウス」のエジプトへの展開に充当します。

エジプトへの展開は、外国人や日本の起業家が海外に進出しやすい土台作り、起業家の横のつながりの創出、起業リテラシーの向上などを目的としています。

日本は長らく経済成長が停滞しており、その原因のひとつとして開業率の低さが挙げられています。

国内の開業率は2019年時点で4.2%ですが、アメリカの開業率は10%程度の水準となっており、2倍以上の開きがあります。

国内において起業家が少ないのは、終身雇用制度によって安定志向となっている人が多いこと、起業家との接点が少なく起業に関するリテラシーに乏しいこと、会社設立の手続きが複雑であること、資金調達の機会が限られていることなどが要因だといわれています。

近年はこの状況を改善するため、政府・自治体による創業支援制度の創設・拡充や、大企業・VC・有名起業家などによる支援も増えてきています。

こうした状況の中、Heimatは若者による若者のための起業家支援「U-25起業家シェアハウス」を展開し、未来を担う若手起業家の輩出に貢献しています。

地方銀行・信用組合・信用金庫なども創業支援を行っています。「冊子版創業手帳」では、創業支援に熱心な各地域の金融機関をわかりやすく図にまとめています。創業期はさまざまなリソースが足りないため、こうした支援制度をうまく活用することが肝心です。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Heimat U-25起業家シェアハウス エジプト コミュニティ シェアハウス プログラム 支援 株式会社 海外展開 資金調達 起業 起業家
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「welp」が企業の雇用維持を目的とした出向支援サービス「Ainote」を発表
welp株式会社は、「Ainote(アイノテ)」事業を開始することを発表しました。 「Ainote」は、雇用調整と人材調達の両立を”労働者の在籍出向”により実現するサービスです。 このサービスを利用す…
VRリハビリテーション機器開発・提供の「mediVR」が5億円調達
2021年7月8日、株式会社mediVRは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 VRリハビリテーション用医療機器「mediVRカグラ」の開発・販売を行っています。 VR空間上に表示され…
空間デジタル演出の「プリズム」と空間づくりの「丹青社」が業務提携
2020年10月5日、株式会社プリズムは、株式会社丹青社と、業務提携に関する協定書を取り交わしたことを発表しました。 プリズムは、イベント・コンサート・舞台などにおいて、映像やデジタル技術を駆使した空…
ゲーム・マシン・レンタルの「ミダスエンターテイメント」が5,000万円調達
2020年7月31日、、株式会社ミダスエンターテイメントは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アミューズメント施設へのゲーム・マシンのレンタル事業や、オンライン・クレーン・ゲ…
「見える」がん治療の実現を目指し放射性医薬品を開発する「リンクメッド」が20.5億円調達
2025年4月9日、リンクメッド株式会社は、総額20億5000万円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約47億円となります。 リンクメッドは、「革新的な「見える」がん治療」を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集