注目のスタートアップ

「テックピット」が7,500万円調達 戦略的人材リスキリングSaaS「Techpit for Enterprise」をリリース

company

2022年6月15日、株式会社テックピットは、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、ITエンジニアのリスキリングに特化した戦略的人材リスキリングSaaS「Techpit for Enterprise」の提供開始を併せて発表しました。

「Techpit for Enterprise」は、学習プログラムの提供から、人材育成計画の策定、学習の完了支援まで、リスキリングに必要なプロセスを一気通貫で支援するサービスです。

テックピットはほかに、現役エンジニアが作成した学習コンテンツで最新の技術が学べるCtoCプログラミング学習プラットフォーム「Techpit(テックピット)」を運営しています。

今回の資金は、「Techpit for Enterprise」「Techpit」の拡大に充当します。

リスキリングとは、人材の再教育や再開発の取り組みのことです。

テクノロジーの急速な発展によって人材にさまざまなスキルが求められるようになっています。

リスキリングはこういった業務環境が大きく変化する中、今後の業務で役立つであろうスキル・知識の教育の実施や、勉強ができる環境を整えることを目的としています。

リスキリング以外の人材育成手法といえばOJTやリカレント教育が思い浮かびます。

OJTは、実際の仕事を通じてやり方・スキルを身につける手法です。今行っている仕事をよりよく遂行するためのものです。

リカレント教育は、休職などによってスキルを学び直し、それを現在の業務に活かすことを目的としています。

一方でリスキリングは、今はその仕事がなかったり、職場にできる人がいないスキルを身につけ、現在の業務とは別の業務を遂行できるようにすることを目的としている点で、ほかの人材育成手法と異なっています。

リスキリングを導入するためには、必要となるスキルの可視化、人材が持つスキルの可視化、学習プログラムの提供、学習状況の管理、スキルの実践的活用が必要となります。自社のみでこの体制の構築は困難であるため、多くの場合は専用のツール・システムを活用することになるでしょう。

学習でいえば、読書はコストパフォーマンスの高い学習方法のひとつです。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ITエンジニア SaaS リスキリング 人材 人材育成 学習 教育 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

EV充電サービスなどを手がける「プラゴ」が資金調達
2025年11月21日、株式会社プラゴは、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は29億円に達しました。 プラゴは、商業施設などへのEV充電ステーションの設置、EV充電アプリ「My…
組織内スキル可視化・人材育成SaaS「Matter」を提供する「Matilda Books」が資金調達
2025年9月25日、株式会社Matilda Booksは、資金調達を発表しました。 Matilda Booksは、組織内のスキル可視化と育成を実現するSaaS「Matter」を展開しています。 対話…
交通領域カーボンクレジット認証DMRVソフトウェアを開発する「Spatial Pleasure」が資金調達
2023年5月9日、株式会社Spatial Pleasureは、資金調達を実施したことを発表しました。 Spatial Pleasureは、エリアの脱炭素化に寄与する交通事業者に対し、カーボンクレジッ…
候補者体験を軸とした採用支援を手がける「EISHIN」が資金調達
2025年9月24日、株式会社EISHINは、資金調達を発表しました。 EISHINは、採用CX(Candidate Experience、候補者体験)を軸に採用支援を展開しています。 候補者体験を軸…
「大阪大学ベンチャーキャピタル」が新規細胞医薬品を開発する九州大発ベンチャー「ガイアバイオメディシン」に1億円を出資
2021年6月4日は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社ガイアバイオメディシンに対し、1億円の投資を実行したことを発表しました。 ガイアバイオメディシンは、九州大学大学院薬学研究院・米満…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集