創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年6月16日「テックピット」が7,500万円調達 戦略的人材リスキリングSaaS「Techpit for Enterprise」をリリース
2022年6月15日、株式会社テックピットは、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、ITエンジニアのリスキリングに特化した戦略的人材リスキリングSaaS「Techpit for Enterprise」の提供開始を併せて発表しました。
「Techpit for Enterprise」は、学習プログラムの提供から、人材育成計画の策定、学習の完了支援まで、リスキリングに必要なプロセスを一気通貫で支援するサービスです。
テックピットはほかに、現役エンジニアが作成した学習コンテンツで最新の技術が学べるCtoCプログラミング学習プラットフォーム「Techpit(テックピット)」を運営しています。
今回の資金は、「Techpit for Enterprise」「Techpit」の拡大に充当します。
—
リスキリングとは、人材の再教育や再開発の取り組みのことです。
テクノロジーの急速な発展によって人材にさまざまなスキルが求められるようになっています。
リスキリングはこういった業務環境が大きく変化する中、今後の業務で役立つであろうスキル・知識の教育の実施や、勉強ができる環境を整えることを目的としています。
リスキリング以外の人材育成手法といえばOJTやリカレント教育が思い浮かびます。
OJTは、実際の仕事を通じてやり方・スキルを身につける手法です。今行っている仕事をよりよく遂行するためのものです。
リカレント教育は、休職などによってスキルを学び直し、それを現在の業務に活かすことを目的としています。
一方でリスキリングは、今はその仕事がなかったり、職場にできる人がいないスキルを身につけ、現在の業務とは別の業務を遂行できるようにすることを目的としている点で、ほかの人材育成手法と異なっています。
リスキリングを導入するためには、必要となるスキルの可視化、人材が持つスキルの可視化、学習プログラムの提供、学習状況の管理、スキルの実践的活用が必要となります。自社のみでこの体制の構築は困難であるため、多くの場合は専用のツール・システムを活用することになるでしょう。
学習でいえば、読書はコストパフォーマンスの高い学習方法のひとつです。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | ITエンジニア SaaS Techpit Techpit for Enterprise テックピット リスキリング 人材 人材育成 学習 教育 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年5月17日、C4U株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 C4Uは、国産のゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3を基盤技術とする、2018年3月に設立された大阪…
2023年6月30日、株式会社MVPは、資金調達を実施したことを発表しました。 MVPは、スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営しています。 MVPは、武蔵野大学アントレプレ…
2020年12月24日、株式会社アプリコット・ベンチャーズは、株式会社デライト・ベンチャーズと共に、「Springboard(スプリングボード)2021」を開催し、2020年12月24日(木)から開始…
2023年1月11日、瀬戸内サニー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 代表取締役である大崎龍史氏は香川県高松市を拠点に、YouTuber瀬戸内サニーとして活動しています。 YouTub…
2024年6月18日、オーティファイ株式会社は、総額約20億円(1,300万米ドル)の資金調達を実施したことを発表しました。 オーティファイは、AIを活用したソフトウェアテスト自動化ツール「Autif…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…