注目のスタートアップ

SRE特化型コンサルティング事業「Sreake」などを展開する「スリーシェイク」が7.48億円調達

company

2022年6月7日、株式会社スリーシェイクは、総額7億4,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。

スリーシェイクは、SRE特化型コンサルティング事業「Sreake(スリーク)」や、セキュリティサービス「Securify(セキュリファイ)」、データ連携プラットフォーム「Reckoner(レコナー)」、フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance(リランス)」などを展開しています。

今回の資金は、SRE・セキュリティ領域でのブランディング強化、「Securify」・「Reckoner」のPSFに向けた開発とカスタマーサクセス人員の確保、マーケティング・セールス部門の組織体制と施策の強化に充当します。

SREとは、Site Reliability Engineeringの略称で、日本語では「サイト信頼性エンジニアリング」といいます。

SREはソフトウェアやサービスの品質を向上させるための開発手法です。

これまでのエンジニアリングでは開発と運用とでチームが分かれていました。しかし開発チームはソフトウェアやサービスの利便性を追求することを主眼においているため、運用チームの保守・管理の負担のことはあまり考えていませんでした。

SREはこの課題を解決し、サイトやサービスの信頼性を向上させるため、開発段階からソフトウェアエンジニアリングの技術により保守・管理しやすいシステムを開発したり、その開発のためのチームを作るという考え方です。

近年のIoT、AI、ブロックチェーンといった最先端技術は大きなイノベーションであり、開発の現場は凄まじい勢いで変化しています。

今までの事業会社はシステム開発を外部に委託するというスタイルを採用していましたが、このスタイルでは時代の変化に対応することが難しく、社内でシステムを開発する内製化へと舵を切る企業も増えてきています。

そのため、内製化にあたってSREなど新たな開発手法を取り入れたい企業向けに、開発経験の豊富なチームによるコンサルテーションなどのニーズが高まっているのです。

内製化を実現するには優秀なエンジニアの採用が必要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Securify Sreake コンサルティング スリーク スリーシェイク セキュリティ セキュリファイ 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療画像AIを活用した疾患予防システムを開発する「エム」が2億円調達
2024年9月17日、株式会社エムは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エムは、人間ドックや健診で撮影するMRIやCTを画像解析するAIにより、認知症やフレイルなどの健康寿命を奪う疾…
個人向け腸内細菌叢検査サービス「マイキンソー」などを展開する「サイキンソー」が「ライオン」から資金調達
2024年6月6日、株式会社サイキンソーは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ライオン株式会社です。 サイキンソーは、個人向け腸内細菌叢検査サービス「マイキンソー(Mykinso)」や…
オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「BPOテクノロジー」が5億円調達
2023年11月20日、BPOテクノロジー株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 BPOテクノロジーは、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営しています。 バックオ…
テレワーク人材マッチング・プラットフォーム運営の「Remoteoffer」とバーチャル・スペース運営の「NIMARU TECHNOLOGY」が業務提携
2020年10月19日、株式会社Remoteofferは、株式会社NIMARU TECHNOLOGYと、2020年10月19日に業務提携契約を締結したことを発表しました。 Remoteofferは、リ…
「ビーライズ」「エネルギア・コミュニケーションズ」が共同開発した「メタバース展示会メーカー」が提供開始
2023年2月9日、株式会社ビーライズは、株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)と連携し、新サービス「メタバース展示会メーカー」を共同開発し、2023年2月10日からエネコムよりサービス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集