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2022年6月3日スマートホームやIoTヘルスケアの「リンクジャパン」が光回線「eo光」展開の「オプテージ」と資本業務提携

2022年6月1日、株式会社リンクジャパンは、株式会社オプテージと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
リンクジャパンは、不動産業界・ISP業界向けスマートホームサービス「eLife」や、高齢者の遠隔見守りを実現するIoTヘルスケアサービス「eMamo」、スマートホーム統合アプリ「HomeLink」などを展開しています。
「eLife」は、企業を問わず様々な機器の連携を実現し、アプリひとつから住宅のすべてをコントールすることができるシステムを提供するスマートホームサービスです。
「eMamo」は、あらゆる製品・サービスを一括管理することで、介護の効率化、見守り、自立支援をサポートするIoTプラットフォームサービスです。
体温のリアルタイム管理、心拍・呼吸・離床・在床の把握・通知、安否確認、エアコンなど室内機器の遠隔・自動操作、通話などのひとつのシステムでの管理を実現します。
オプテージは、関西電力グループの1社で、光回線「eo光」や、モバイル通信サービス「mineo」、作業員をIoTで見守る安全管理支援ソリューション「みまもりWatch」など法人向けサービスを展開しています。
今回の提携により、「mineo渋谷」(東京都渋谷区)の2階に、「HomeLink」を利用したスマートホームを体験できるショールームを開設しています。
また、オプテージと共同で、IoTサービスの開発と全国への普及を行っていきます。
ほかにも、遠隔で施解錠やエアコンなどの家電の操作ができる無人内覧予約システム「セルフ内覧」を開発しています。
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スマートホームとは、ネットワークに接続された家電や機器を活用することで、日常を便利にしたり、防犯性などを向上させるシステムのことです。
ひとつひとつのIoT製品はシステムが独立しているため、同じ会社の機器であれば同じアプリから操作することは可能かもしれませんが、他社の製品を同時に使っている場合は、いくつものアプリが必要となってしまいます。
これでは便利とは言い難いため、これらスマートホーム製品を一括管理するためのシステムが必要なのです。
スマートホーム製品が出始めた当初は、帰ってきたタイミングで照明がついたり、朝の指定した時間になったらカーテンが開くなど、日常的な利便性を向上させるものが注目されていました。
しかし、たとえば介護領域において、離れた家に住む親をIoTカメラやセンサーなどで見守ったりなど、IoTにより大きな課題を解決できるということが示され、こういった領域での活用が推進されています。
リンクジャパンは、スマートホームの領域において、IoT機器を一括で管理できるシステムを提供することで、介護や不動産などの効率化や無人化を実現しています。
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