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2022年5月27日ヒト型糖鎖の大量調製技術とバイオ医薬品を開発する「糖鎖工学研究所」が資金調達
2022年5月24日、株式会社糖鎖工学研究所は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、京都中央信用金庫と中信ベンチャーキャピタル株式会社が設立した「中信ベンチャー・投資ファンド6号投資事業有限責任組合」です。
これにより、地元京都との金融機関との連携を強化します。
糖鎖工学研究所は、大塚化学の糖鎖工学研究所からのカーブアウトにより設立されたベンチャー企業です。
大阪大学大学院理学研究科の梶原教授との共同研究で培った技術をもとに、安価で高品質な糖鎖を医薬品業界などに提供しています。
豊富な天然資源(鶏卵)からヒト型のN結合型糖鎖を製造し、任意のペプチドまたはタンパク質に位置・構造・数を制御して導入する独自の技術を確立しています。
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糖鎖とは、糖がつながりあった一群の化合物のことです。糖鎖はあらゆる細胞に存在しており、細胞同士の情報の受け渡しなど様々な役割を担っています。
また、タンパク質や脂質と結合し糖タンパク質や糖脂質となり、それらを安定化させたり組織を保護したりといったことも行っていますが、その多くの機能は解明されておらず、非常に多くの可能性が秘められていると考えられています。
一方で糖鎖は扱いの難しい物質でもあります。DNA・RNA・タンパク質(ペプチド)は、比較的手軽に望んだ分子を手に入れられるようになってきています。
しかし糖鎖の合成に関しては、一般的な方法論が確立されていません。糖鎖の合成では、相当な経験・知識がなければ、自由な分子デザインが難しい状況にあります。
もし糖鎖の合成が容易になれば、創薬において大きなイノベーションがもたらされることになります。
そして、糖鎖工学研究所は、広範な糖鎖をターゲットとした大量合成を実現した世界でも稀有な企業です。糖鎖の可能性が発見されるにつれ、糖鎖工学研究所の技術も大きく注目されていくことになるでしょう。
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