【東京都】「テナントビル等安全対策強化支援事業」 高性能消火器の追加設置に助成金(最大10万円)

subsidy

2022年5月22日、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「テナントビル等安全対策強化支援事業」の電子申請を5月31日(火)から受けつけることを発表しました。

法定義務を超えて設置する「高性能型消火器」の導入に助成金を交付します。

対象者:次の要件を満たす中小企業者(会社・個人事業者)、中小企業団体等、一般財団法人、一般社団法人、特定非営利活動法人
(1)都内の店舗、事業所等で実質的に事業を運営していること(オーナー・テナントは不問)
(2)助成対象物の購入前時点で、設置場所における消防設備の法定設置基準を満たしていること

助成金:上限2万円×5点(1事業者最大10万円)・経費の2/3以内。

申請受付期間
・郵送:2022年4月21日(木)~2023年3月31日(金)
・電子申請:2022年5月31日(火)~2023年3月31日(金)

消火器の設置義務については、消防関連法令によって細かく定められています。

数多くのオフィスが入居するテナントビルについては、延面積が300平方メートルを超えると消火器の設置義務があります。

このようなビルでは多くの人びとが働いていますが、大きな火災が発生してしまうと、多くの生命と企業の財産が危険にさらされてしまうことになります。

以前の消火器に比べて半分の時間で消火することが可能な、消火能力が著しく向上した高性能型消火器というものがあります。

この高性能型消火器を使えば、誰もがより簡単に消火できるようになるため、普及が望まれています。

一方で高性能型消火器は、従来の10型消火器(約4,000円)と比べ、約5倍以上の価格(約2万円)となってしまうことが、導入へのネックとなっています。

累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資申請をスムーズに行うためのノウハウや注意点を解説しています。また、創業手帳自身が補助金申請を行った経験をもとに専門家と作成した「補助金ガイド」も無料で送付しています。補助金・助成金申請の流れや注意点を把握することができるため、申請を考えている方はぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ テナント 中小企業 事業 助成金 安全 対策 支援 東京都 消火器 火災 災害
詳細はこちら

東京都 消火器の追加設置に助成金(最大10万円)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「高年齢労働者処遇改善促進助成金」
厚生労働省は「高年齢労働者処遇改善促進助成金」を実施しています。 雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保を推進する観点から、60歳から64歳までの高年齢労働者の処遇の改善に向けて就業規則等の定めるとこ…
2022年12月以降の「雇用調整助成金」の特例措置の経過措置について
厚生労働省は、令和4年12月以降の「雇用調整助成金」の特例措置(コロナ特例)の経過措置について発表しました。 「雇用調整助成金」の助成内容は、2022年12月以降は通常制度となりますが、業況が厳しい事…
沿線に点在する空き家をホテル客室に改修する「沿線まるごとホテル」に取り組む「沿線まるごと株式会社」が「JR東日本ローカルスタートアップ」から資金調達
2023年8月9日、沿線まるごと株式会社は、JR東日本グループのCVCのJR東日本スタートアップ株式会社が設立したJR東日本ローカルスタートアップ合同会社から出資を受けたことを発表しました。 沿線まる…
取締役会運営の効率化を支援するツール「michibiku」を提供する「ミチビク」が2億円調達
2023年5月17日、ミチビク株式会社は、累計2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ミチビクは、取締役会運営の効率化を支援するツール「michibiku(ミチビク)」を開発・提供しています。…
シニアの生活の困りごとを解決するサービス「まごころサポート」を展開する「MIKAWAYA21」が資金調達
2022年6月30日、MIKAWAYA21株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、サントリーウエルネス株式会社と、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社です。 MIKAWAY…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集