IoTスマートホームを展開する「アトムテック」とIoTプラットフォーム提供の「ソラコム」が資本業務提携

tips

2022年5月18日、アトムテック株式会社は、株式会社ソラコムと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

アトムテックは、スマートホームカメラ「ATOM Cam」を展開しています。

ソラコムは、IoTデバイスの選定支援・通信サービス・アプリケーションなどをワンストップで支援するIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供しています。

今回の提携により、両者の知見・技術を融合し、ビジネス分野のデジタル活用を促進するソリューションを共同開発していきます。

第1弾として、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」を共同開発し、2022年5月18日から提供開始します。

「ソラカメ」は、月額990円から利用できるクラウドカメラサービスです。

IoTカメラ・ネットワークカメラは、これまで導入・運用に高いコストがかかっていた防犯カメラの価格帯を一気に引き下げました。

IoTカメラはスマートフォンなどから映像を確認できるため、防犯以外の用途での利用も広がっています。

たとえば、被介護者・留守番をする子ども・ペットの見守りのために利用されることも増えています。

特に高齢化の進展と東京一極集中により親元から離れて暮らす世帯が多くなったことで、自分の親の見守りのためにIoTカメラなどのIoT製品を活用するということが、これからも増えていくと考えられます。

また、AIによって行動を分析しなんらかのトラブルがあった場合に通知をするといった機能などにより活用の幅はいくらでも広げられるため、IoTカメラは業務効率化などにおいても大きく注目されています。

今回、アトムテックとソラコムによって提供される「ソラカメ」は、カメラの手軽な設置、映像のモニタリング、映像のクラウドの保存などを可能にするクラウドカメラサービスです。

小売業などにおける混雑度や商品の増減度のモニタリング、製造業における計器のモニタリング、オフィス・倉庫の入退室管理などでの利用を想定しています。

また、顧客のフィードバックにもとづいて機能を拡充していくことを発表しているため、今後様々な用途で利用できるクラウドカメラサービスへと成長していくと考えられます。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ ATOM Cam IoT IoTカメラ SORACOM アトムテック カメラ クラウド・カメラ スマートホーム ソラカメ ソラコム デバイス プラットフォーム 共同開発 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

すべての学生を対象とした起業支援制度「GAKUcelerator」 第5期デモデイが開催
2020年11月4日、ディップ株式会社は、「GAKUcelerator -ガクセラレーター」の第5期生のデモデイを10月29日(木)に開催したことを発表しました。 「GAKUcelerator」は、小…
次世代の椅子型モビリティ「TRANSELLA」(仮称)を開発する「LIFEHUB」が1.6億円調達
2022年8月23日、LIFEHUB株式会社は、総額1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 次世代型の電動車椅子「TRANSELLA(トランセラ)」(仮称)を開発しています。 車椅…
コンセンサス・インテリジェンス技術の「VISITS Technologies」が22億円調達
2019年7月25日、VISITS Technologies株式会社は、総額約22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 合意形成アルゴリズムである、コンセンサス・インテリジェンス技術を活用した…
歩行動画から運動機能を評価する診断支援システムを開発する「ayumo」が1億円調達
2025年4月15日、株式会社ayumoは、1億円の資金調達を発表しました。 ayumoは、歩行動画から運動機能を評価する診断支援システム(プログラム医療機器)や、運動機能の定量評価を通じた予防・回復…
中小企業製造業工場向け案件管理・経営判断支援SaaS「monit」運営の「トランスミット」が1.24億円調達
2021年10月14日、トランスミット株式会社は、総額1億2,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 中小企業製造業工場の案件管理や経営判断を支援するSaaS「monit(モニット)」を運…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集