健康管理アプリ「FiNC」など展開の「FiNC Technologies」が「日本郵政キャピタル」と資本提携

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2022年5月16日、株式会社FiNC Technologiesは、日本郵政キャピタル株式会社と資本提携契約を締結したことを発表しました。

FiNC Technologiesは、健康管理アプリ「FiNC」などを展開するヘルステックベンチャーです。

「FiNC」アプリを起点としたユーザー参加型の顧客接点構築ソリューションの提供や、産業保健領域の業務効率化と従業員の健康行動を支援するクラウド型ソフト「FiNC for BUSINESS」の提供、ヘルスケアアプリ開発支援事業、ウェルネスセレクトショップ「FiNC MALL」の運営などを展開しています。

健康管理アプリ「FiNC」では、パーソナルAIトレーナーにより美容・健康メニューをレコメンドするほか、体重・歩数・睡眠時間などを記録することが可能です。

また、月額480円(税込)の「FiNC Plus」では、糖質管理やアドバイスレポート、FiNCオリジナル体組成計優待、ライフログ記録ポイントの増量などを提供しています。

今回の資本提携により、両社の事業シナジーを創出し、事業のさらなる拡大を目指していきます。

新型コロナウイルスの流行により、人びとの健康に関する意識は大きく変化しました。コロナ以前から健康志向は続いていましたが、コロナによりさらに高まっている状況にあります。

また、高齢化が進展する時代においては、なるべく医療・介護を受ける人を減らすため、健康寿命を伸ばすことが必要となります。

健康を維持するためには、定期的に運動する、食生活を改善するなどの方法が考えられますが、心身の状態は人それぞれ異なるため、より効果を高めるためには、正確に心身の状態を把握し、専門的な知識にもとづいたアドバイスを受けることが重要です。

自身の状態を常に把握し、専門家に意見を求めるという取り組みはコストがかかることでしたが、近年はAIを活用することでこの課題を解決したヘルスケアサービスが登場し、多くのユーザーを獲得しています。

スマートウォッチやウェアラブルデバイスの高性能化・低価格化・普及によってさらに健康管理は便利になっていくことが予測されます。

企業においても健康経営という、従業員の健康管理することで生産性を向上させるという取り組みも広く浸透しており、ヘルスケア領域は今後も大きく成長していくことでしょう。

ヘルスケアは企業の健康経営にとっても重要です。雇用人数が50人未満の事業場のストレスチェックは任意とされていますが、生産性の向上のためにも実施したほうがよいでしょう。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、社労士によるストレスチェック対応について詳しく解説しています。

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