注目のスタートアップ

政治家や中央省庁・地方自治体と国民を繋ぐプラットフォームを運営する「PoliPoli」が資金調達

company

2022年5月12日、株式会社PoliPoliは、資金調達を実施したことを発表しました。

PoliPoliは、政治家や中央省庁・地方自治体と国民を繋ぐプラットフォーム「PoliPoli」・「PoliPoli Gov(β版)」を運営しています。

「PoliPoli」は、政治家によってわかりやすく説明された政策の投稿が掲載されているWebサイトです。ユーザーはこの政策に対しコメントを投稿したり、政治家に会いにいき政策に参加することで政治家に直接声を届け、政策を応援して進めていくことができます。

「PoliPoli Gov」は、行政からの相談や意見募集テーマが投稿されているWebサイトです。ユーザーは投稿に意見を届けることで、行政の政策を支援することができます。

今回の資金は、サービスのスケールや組織拡大に充当する予定です。

スマートフォンの世帯保有率は2019年に8割を超え、多くの人々がインターネットにアクセスできる環境をもっています。

しかし、政治家や自治体が市民ニーズを把握する方法は、手紙、FAX、窓口でのヒアリング、市民団体からなどが主であり、インターネットはあまり活用されていないことが課題となっています。

近年は政治家がSNSアカウントを持ち、直接市民と交流するといった事例も増えてきていますが、TwitterなどのSNSは、文字数の制限などから、政策などをわかりやすく伝えるにはあまり適切ではありません。また、政治家が不用意なコメントを発して炎上してしまうという課題も存在します。

そのため、政治家・自治体が市民とつながり、双方の声が直接届くような仕組みを構築することが求められているのです。

そこでPoliPoliは、政治家・自治体の政策・意見募集をわかりやすい形で掲載し、市民の意見を直接届けることができるサービス「PoliPoli」・「PoliPoli Gov」を提供しています。

「PoliPoli」では、実際に生理の貧困状態にある方を支援する政策が立ち上がり、そして政府予算を獲得したという実績があります。こういった成功例をもとに、今後さらにユーザーを獲得していくことになるでしょう。

ビジネスにおいてもニーズを捉えることは非常に重要です。近年はSNSの普及によりユーザーの生の声を集めやすくなっています。「冊子版創業手帳」では、SNSの活用法などマーケティングに関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ GovTech PoliPoli PoliPoli Gov PoliTech 地方自治体 政治 政策 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

仕込み済み商品を発注できるレストラン向けアプリ「シコメル」提供の「シコメルフードテック」が8.2億円調達
2022年9月7日、株式会社シコメルフードテックは、総額8億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シコメルフードテックは、仕込み済み商品を発注できるレストラン向けアプリ「シコメル」を…
生成AIによりAI仮想キャラクターとの会話の実現を目指す「Devesion」が1,500万円調達
2023年9月22日、Devesion株式会社は、1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、SkylandVenturesです。 Devesionは、生成AI(Generati…
電気自動車充電サービス「WeCharge」提供の「ユビ電」が「オリックス」から資金調達
2022年9月27日、ユビ電株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、オリックス株式会社です。 また、オリックス自動車株式会社と業務提携契約を締結したことも併せて発表しています。 …
LINEからハイヤーを呼べる「VIPハイヤー配車」を運営する「ライトマークス」が1億円超調達
2022年5月19日、株式会社ライトマークスは、1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」です。 ライトマーク…
帰らない日は家賃がかからない住まいを提供する「Unito」が3.5億円調達
2024年3月1日、株式会社Unitoは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Unitoは、帰らない日は家賃がかからないホテルレジデンスの運営、最短即日・スマホ契約が可能な…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集