注目のスタートアップ

上空シェアリングサービス「ソラシェア」運営の「トルビズオン」が9,600万円調達

company

2022年4月6日、株式会社トルビズオンは、総額9,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。

トルビズオンは、空のシェアリングエコノミーサービス「sora:share(ソラシェア)」を開発・運営しています。

地権者・生活者が上空をドローンが飛行することに対し同意の可否を選択し、希望する場合は収益化が可能となるプラットフォームです。

ドローンの上空飛行に対する地権者合意をつなぎ合わせることで、空の道を作り、ドローンの航行を可能にすることを目指しています。

ドローンは、インフラの点検・管理や、災害現場での情報収集、農薬散布、荷物の配達など様々な領域への活用が見込まれている技術のひとつです。

空撮などではもはや欠かせない存在となっていますが、その利活用には未だハードルがあることも事実です。

たとえば、民法第207条には「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ。」と書いてあります。これは上空何メートルまで有効なのか書いておらず、合法的にドローンを飛ばすためには、これら土地の所有者にひとつひとつ許可を得ることが必要となります。荷物の配達でドローンを活用しようと考えた場合、この条文が非常にやっかいなものとなってきます。

また、我々生活者としても上空にドローンが飛んでいたとしたら、自宅が盗撮されているのではないか、落ちてきて建物に被害が出るのではないかといった不安を抱くこともあるでしょう。

トルビズオンは、上記のような双方の課題を解決するため、上空シェアリングサービス「sora:share」を開発・提供しています。

次世代モビリティの社会実装のためには、様々な企業・自治体・社会との協力が欠かせません。「冊子版創業手帳」では、人脈を広げるためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ sora:share シェアリング・エコノミー ソラシェア トルビズオン ドローン 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタルヘルスサービス開発総合支援「DoctorsCloud」などの「ドクターズ」が資金調達
2021年11月30日、ドクターズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ドクターズは以下のサービスを展開しています。 ・医師によって医療現場に最適な品質・医療水準・エビデンス性とビジネス…
AIを駆使したサービス開発やプロジェクションマッピング・XRを活用したプロジェクトを展開する「ワントゥーテン」が資金調達
2024年7月18日、株式会社ワントゥーテンは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達は、株式会社丹⻘社を割当先とした第三者割当増資と、取引金融機関からの融資によるものです。 ワントゥ…
EV充電サービスを展開する「プラゴ」が資金調達
2023年1月18日、株式会社プラゴは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、総合リース会社3社(JA三井リース株式会社、東京センチュリー株式会社、三井住友ファイナンス&リース株式会社)で…
テレビ視聴の注視データを取得する「REVISIO」が2.4億円調達
2023年4月12日、REVISIO株式会社は、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 REVISIOは、家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置して視聴者のテレビの視聴態度を計…
ジャパンネット銀行と弥生、公式連携を開始
株式会社ジャパンネット銀行と、弥生株式会社は、弥生が提供する口座連携機能とジャパンネット銀行が提供するインターネットバンキングの参照系APIとの連携開始を発表しました。 ジャパンネット銀行に口座を持ち…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集