注目のスタートアップ

即時尿検査サービスを開発する「ユーリア」が5,500万円調達

company

2022年3月10日、株式会社ユーリアは、総額約5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

2分で検査結果がわかる尿検査サービスを開発しています。

尿中の成分に応答するバイオマーカーを活用することにより、検査キットとスマートフォンアプリで自宅でも尿検査を行うことができるサービスです。

誰もが低コスト・簡便・迅速に身体の状態を把握できる環境を提供することにより、ウェルビーイングの維持・向上のための選択肢を提示することを目的としています。

スポーツチームやアスリートに向けた検査キットの2022年春のリリースを目指しています。

今回の資金は、サービスリリースに向けた研究・システム開発の強化、人材採用の強化に充当されます。

健康診断で尿検査を受けた経験のある方も多いことでしょう。

この尿検査は、本来排泄されるものが排泄されていない、もしくは排泄されてはいけないものが排泄されているといったことを明らかにすることで、病気の有無を調べるために行われています。

尿は採血などと違って非侵襲性であるため安全で精神的にも安心できる検査方法です。また、毎日排泄されるものであるため、検査できないといったことも起きません。

ユーリアによると、尿にはアミノ酸・ビタミン・ミネラルなどの成分も含まれており、これらの成分は身体の状態を反映するように日々変化しています。

つまり、この尿の成分を簡単に把握し可視化できるようになれば、安心・安全に身体の健康状態を把握することができるのです。

ユーリアはこの身体状態を低コスト・簡便・迅速に把握できる世界の実現のため、即時尿検査サービスを開発しています。

株式会社ユーリアのコメント

このニュースを受けまして、株式会社ユーリアよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

2022年6月の製品リリースを目指して研究・システム開発の強化、人材採用の強化を行います。

・今後の展望を教えてください。

弊社のミッションである「すぐわかるを、もっと身近に」の実現に向け、企業としてのさらなる成長に繋げていきたいと考えております。誰でも気軽に、スピーディに自分の体の状態を把握できる世界の実現のため、まずは、スポーツチームやアスリートに向けた検査キットの今春のリリースを目指します。

・読者へのメッセージをお願いします。

誰でも気軽に、スピーディに自分の体の状態を把握できる世の中を目指して今後も取り組みを進めてまいります。応援よろしくお願いいたします!

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ウェルビーイング バイオマーカー ヘルスケア ユーリア 尿検査 株式会社 検査 資金調達
関連記事はこちら

株式会社ユーリア 水野将吾|2分で分かる栄養過不足尿検査の事業開発が注目の企業

資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ネットプロテクションズ」が後払い決済サービスである新型「atone」を2023年3月以降に提供開始
2022年11月10日、株式会社ネットプロテクションズは、新型「atone」を2023年3月以降に提供開始することを発表しました。 新型「atone」は、最新型の後払い決済サービスです。 新型「ato…
ゼロコードAI製品を提供する「RUTILEA」が3億円調達
2023年9月11日、株式会社RUTILEAは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 RUTILEAは、ゼロコードAI製品を開発・提供しています。 AIの導入プロセスのうち、障壁となる…
貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」を運営する「トレードワルツ」が9億円調達
2022年8月30日、株式会社トレードワルツは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 トレードワルツは、NTTデータ、三菱商事など、日系大手企業7社が共同出資し2020年4月に設立された…
コンタクトレンズ定期便サービス「concle」を運営する「PURCHASE」が4,500万円調達
2023年7月24日、株式会社PURCHASEは、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PURCHASEは、コンタクトレンズ定期便サービス「concle」と、眼科医院でのコンタク…
AIが会話からカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medimo」を展開する「Pleap」が1.5億円調達
2025年1月28日、株式会社Pleapは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pleapは、医療従事者と患者の会話からAIがカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medi…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集