注目のスタートアップ

スキンケア・コスメティックのD2Cブランド展開の「リバースラボ」が2億円調達

company

2022年2月10日、リバースラボ株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

スキンケアD2Cブランド「sirobari」と、コスメティックD2Cブランド「sirocos」を展開しています。

「sirobari」では、マイクロニードルパッチを利用したヒアルロン酸モイストパッチを、「sirocos」では、カラーグローファンデーションを販売しています。

今回の資金は、ニッチな悩みやコンプレックスに寄り添ったラインナップの構築、機能性重視の商品開発、ポジティブでスタイリッシュな商品パッケージの開発、継続しやすい価格とサービスの提供のために充当されます。

自社で企画・製造した商品を直接ユーザーに届けるD2C(Direct to Consumer)モデルは、様々な領域に広がりをみせています。

D2Cは、ブランドの世界観・コンセプトを顧客に届けることを重視しているため、SNSでファンを獲得したりつなぎとめるファンマーケティングと相性が良いといわれています。

そして熱心なファンがつきやすく、口コミで話題が広がっていきやすいコスメは、特に成長が目立つ領域となっています。

従来までコスメは自分に合うものを試してから購入したいという顧客が多かったため、店頭販売がほとんどで、ECの割合は低くなっていました。

しかし新型コロナウイルス感染症の流行によって、コスメの購買においてもEC利用が進み、D2Cブランドの商品にも目が向けられるようになったことも成長している要因のひとつでしょう。

またD2Cビジネスでは顧客との距離が近く、顧客の声をすぐにプロダクトに反映することができます。

大手企業が作らないようなニッチなプロダクトが注目を集め、大きな成長をするというブランドもあり、今後もこの勢いは続いていくと考えられます。

これからのプロダクト開発にはネットやSNSの活用は欠かせないでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ D2C コスメ スキンケア ブランド マイクロニードル リバースラボ 化粧品 株式会社 美肌 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ファッションとメタバースをつなぐ「クリアーション」が1.7億円調達
2022年3月1日、クリアーション株式会社は、総額150万ドル(約1.7億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 また、米国法人Kreation Verse Inc.の設立も併せて発表しました。…
腸内細菌叢バンクの構築・腸内細菌叢移植(FMT)の社会実装・マイクロバイオーム創薬を推進する「メタジェンセラピューティクス」が6億円調達
2023年6月15日、メタジェンセラピューティクス株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2023年4月5日に総額11億円の調達を発表しており、シリーズA総額で1…
Web3領域でセキュリティプロダクトを展開する「KEKKAI」が2.3億円調達
2024年1月23日、株式会社KEKKAIは、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、新製品のWeb3セキュリティ標準搭載ブラウザアプリ「KEKKAI Mobile」を…
ドローンなどのロボティクス技術により社会インフラ領域のDXを支援する「センシンロボティクス」が22.5億円調達
2023年11月1日、株式会社センシンロボティクスは、総額約22億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 センシンロボティクスは、社会/産業インフラの設備点検、災害被害状況把握などの防…
中規模から大企業向けクラウドワークフロー提供の「kickflow」が資金調達
2022年3月8日、株式会社kickflowは、資金調達を実施したことを発表しました。引受先は、HENNGE株式会社です。 kickflowは、中規模から大企業向けのクラウドワークフロー「kickfl…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集