「バカン」がオフィス向けコミュニケーション促進サービス「Keeple」をリリース

tips

2022年2月4日、株式会社バカンは、東日本電信電話株式会社との共同検討による新サービス「Keeple(キープル)」の提供を開始することを発表しました。

「Keeple」は、オフィス向けコミュニケーション促進サービスです。

スマートフォンからオフィス内の空いている席を検索・予約できる他、オフィス内のコミュニケーションを促進するため、社員の位置検索機能を備えています。

位置検索機能で探したい社員の名前を検索することで、利用している席を見つけることができます。

各デスクの利用状況を可視化するため、席の配置や動線設計の見直しを行うことができます。

NTT東日本と連携し、「Keeple」をNTT東日本本社オフィスの執務スペース約300席にサービスを展開します。

これにより、テレワークとオフィス勤務のハイブリット勤務需要に対応した新しいオフィス形態の提案と従業員の利便性向上を目指すとともに、さらなるコミュニケーションの誘発に向けた機能ブラッシュアップを実施します。

バカンは他に、人やモノの混雑・空きデータを取得・解析して様々な機能を提供するプラットフォーム「VACAN」を提供しています。

働き方改革や新型コロナによるコミュニケーションの課題から、フリーアドレスを採用するオフィスが増えています。

フリーアドレスオフィスとは、オフィス内に決められた席がなく、自分の好きな席を選んで仕事ができるという環境のオフィスです。

フリーアドレスにする一番の目的は、社内のコミュニケーションを促進することです。

仕事をする場所が固定されていないため、たまたま隣に座った社員と喋ったり、コミュニケーションを行いたい社員の近くに座ることができます。

しかしオフィス全体のマネジメントが難しいため、社員によってはいつも同じ場所に座ったりなど、場所が固定化してしまうこともあります。

そうなると本来の目的を果たせないことになってしまうため、フリーアドレスオフィスの運営では管理が重要な要素のひとつなのです。

「Keeple」は、フリーアドレスオフィスにおいて、空席情報を可視化することでマネジメントを効率化するサービスです。

その他にも社員のコミュニケーションを促進する機能を備えており、ニューノーマル時代のオフィスの運営を支援しています。

起業の際にはオフィスが必要となります。賃貸オフィスを契約するのも良いですがコストがかかるため、創業期はシェアオフィスなどのオフィスも選択肢に入れると良いでしょう。「冊子版創業手帳」では、賃貸オフィスや、シェアオフィス、コワーキングスペースなどを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Keeple NTT東日本 オフィス キープル コミュニケーション バカン 分析 新サービス 東日本電信電話 株式会社 混雑予測 空席
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

社会問題を自分ごととして考える社会の実現のため事業を展開するソーシャルセクター「Ridilover」が2.3億円調達
2022年1月19日、株式会社Ridiloverは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 社会問題を自分ごととして考える社会の実現のため、以下の事業を展開しています。 ・社会…
ネット香水専門店「Celes」 音楽をイメージした香水が届く期間限定サービス「Celesミュージック」をスタート
2022年3月8日、株式会社The Fragrance Companyは、新サービス「Celesミュージック」を実施することを発表しました。 The Fragrance Companyは、香水ECサイ…
自動車の走行データを活用した金融包摂型FinTechを展開する「Global Mobility Service」が19.5億円調達
2022年10月11日、Global Mobility Service株式会社は、総額19億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Global Mobility Serviceは、独…
不動産価格査定エンジンAPIなど不動産テックサービスを開発・提供する「エステートテクノロジーズ」が5億円調達
2022年8月3日、エステートテクノロジーズ株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エステートテクノロジーズは、独自アルゴリズムで不動産ビッグデータを解析して不動産価格の査定…
英語学習アプリ「レシピー」提供の「ポリグロッツ」が資金調達
株式会社ポリグロッツは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社インソースです。 英語学習アプリ「レシピー」(旧称:POLYGLOTS)を提供しています。 コンテンツパートナーから提…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集