注目のスタートアップ

花・植物に特化したEC&サブスクリプションサービス「HitoHana」運営の「Beer and Tech」が5億円調達

company

2022年1月17日、株式会社Beer and Techは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

花・植物に特化したEC&サブスクリプションサービス「HitoHana(ひとはな)」を運営しています。

花の色とボリュームを選べるサブスクリプションサービス「お花の定期便」、観葉植物・フラワーギフト・スタンド花・花束・ドライフラワーなど様々な種類の花・植物を購入できるECショップを展開しています。

商品企画から制作・出荷までを自社オペレーションで行うSPA型のビジネスモデルを採用し、顧客の声をもとにしたプロダクトの改善を実施しやすい環境を構築しています。

今回の資金は、さらなるサービス開発や、花屋の労働集約型の構造を買えるためのオペレーションのデジタル化・自動化に充当されます。

観賞用に提供される植物である花卉は、冠婚葬祭、プレゼント、装飾など、様々な形で利用されています。

国内の農業産出額は、約9兆円ほどですが、花卉はそのうちの4%(約3,600億円)を占めています。

葬儀でよく使われる白い菊は安定して生産できますが、それ以外の花卉は嗜好性が強く、消費者のニーズを捉えた生産や、需要の掘り起こしをすることが必要です。

また花の消費については年々減少傾向にあり、母の日・クリスマス・卒業式・入学式などイベントの際に消費が集中するため、花卉業界は安定的に収益を得ることが難しくなっています。

しかしコロナ禍によっておうち時間が増えたことにより、花・植物を飾ることの意味や必要性の再認識につながり需要が高まりました。

サブスクリプションサービスは日常に寄り添う花のあり方として相性が良く、また生産者・花屋に安定的な収益をもたらすものとして大きく期待されています。

新たな需要を開拓していくためには、SNSマーケティングなど新たな手法を活用することも重要です。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Beer and Tech HitoHana お花の定期便 サブスクリプション ひとはな 植物 花卉 花屋
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

専門家によるサブスクリプション型出張料理サービス運営の「シェアダイン」が2.2億円調達
2020年7月5日、株式会社シェアダインは、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 栄養士など食の専門家によるサブスクリプション型出張料理サービス「シェアダイン」と、法人向け…
D2C特化のサブスクリプション型離乳食など展開の「MiL」が1.8億円調達
2020年1月15日、株式会社MiLは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 D2Cに特化したサブスクリプション型離乳食「Mi+ミタス」や、ヘルスケア創作料理レストラン「倭…
販売・請求管理SaaS「Scalebase」提供の「アルプ」が12.5億円調達
2022年2月9日、アルプ株式会社は、総額12億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaSやサブスクリプションビジネスに特化した販売・請求管理SaaS「Scalebase」を開発…
【7月26日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
7月26日に出たニュースの中で、起業家が注目したいニュースをまとめました。 クラウドサービス中国大手テンセント参入 日本企業への影響は クラウドサービス市場に、中国大手のテンセントが参入しました。日本…
自然栽培野菜宅配サービス「VEGIMO」などを展開する「ベジモ」が資金調達
2023年1月26日、株式会社ベジモは、資金調達を実施したことを発表しました。 ベジモは、自然栽培野菜の宅配サービス「VEGIMO」や、体調や気分に合わせて植物療法士が監修するパーソナライズされたハー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集