注目のスタートアップ

検査AIのノーコード開発ツール「MENOU-TE」など提供の「MENOU」が2.5億円調達

company

2022年1月11日、株式会社MENOUは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

検査AIのノーコード開発ツール「MENOU-TE」や、検査AIの総合的な導入支援サービス「MENOU-IN」、既存画像装置をAI化する組み込みAI開発サービス「MENOU-EM」を提供しています。

「MENOU-TE」は、画像検査やAIの専門知識がない技術者であっても、検査AIを開発することができるノーコード開発プラットフォームです。

外見検査に特化してはいますが、人物特定AIなども短時間で実現することができます。

今回の資金は、「MENOU-TE」の機能開発の加速などに充当されます。

国内では様々な業界でデジタル化やDXの推進により、AIを利用したツール/サービスの需要が高まっています。

企業によっては既存の汎用/特化型のAIでは対応できないこともあるため、開発を外注するか、社内開発をしなくてはならないケースがあります。

しかし社内開発をする場合、高度なスキルを保有するAI人材は数が少ないため、獲得が難しいことが課題となってきます。

そのためAI開発を簡易にする、ローコード/ノーコード開発プラットフォームが求められています。

ローコード/ノーコード開発とは、ソースコードをほとんど(まったく)書かずに、専門的な知識がない者でもシステム開発を行う手法のことです。

開発期間・開発費用を大幅に削減できることも大きなメリットであり、システム開発の加速化とコスト削減を両立したい企業に導入されています。

今後は様々な領域でローコード/ノーコード開発が普及していき、フルスクラッチでの開発と使い分けられていくことになるでしょう。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI MENOU MENOU-EM MENOU-IN MENOU-TE ツール ノーコード 株式会社 検査 検査AI 画像 製造業 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

再生可能エネルギーの開発を推進する「シン・エナジー」が「東急不動産」と資本業務提携
2022年12月27日、シン・エナジー株式会社は、東急不動産株式会社と資本業務提携を行うことに合意したことを発表しました。 シン・エナジーは、各種再生可能エネルギーの開発や、新電力の運営・支援事業を展…
AIインカムアプリ「RECAIUSフィールドボイスインカム」を提供する「ボイット」が1億円調達
2024年5月15日、ボイット株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ボイットは、AIインカムアプリ「RECAIUSフィールドボイスインカム」を提供しています。 2023年10…
AIでウェブサイト分析「AIアナリスト」の提供元が5.6億円調達
2018年12月12日、株式会社WACULは、総額5億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先の1社である、株式会社リコーとは協業契約を締結しました。 SaaS型のWebマ…
「Propre Japan」がAIにより不動産の時価評価とバリュー・アップ・プランを提示するサービス「propREPORT」をリリース
2020年10月13日、株式会社PropreJapanは、2020年10月13日に「propREPORT(プロップレポート)」をリリースしたことを発表しました。 「propREPORT」は、AIにより…
信頼できるAI実現のための独自のソリューションを提供する「Citadel AI」が5.2億円調達
2023年7月12日、株式会社Citadel AIは、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Citadel AIは、信頼できるAI実現のための独自のソリューションを提供してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集