注目のスタートアップ

電話自動応答サービス提供の「IVRy」が3億円調達

company

2021年12月22日、株式会社IVRyは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

電話自動応答SaaS「IVRy(アイブリー)」を提供しています。

自由な分岐設定、自動応答、SMS返信、電話の転送、録音、ブラウザ電話などの機能により、営業電話や顧客からの問い合わせ・注文・予約といった様々な電話対応業務を自動化します。

今回の資金は、プロダクト開発の強化や、採用・組織体制の強化に充当されます。

どのような業界でも電話対応をしなくてはならないケースがあります。

特に、飲食店・病院・美容院・EC事業者などは、顧客からの問い合わせや予約のための電話が多く、自動化のニーズが高い業界です。

電話はいつかかってくるのかわからないというのが大きな課題です。

そのため、電話対応のためだけに人材を雇うのは非効率的となってしまうのですが、しかし片手間に電話対応をするというのもコア業務に集中できなくなってしまいます。

また忙しい時間帯に電話がかかってきてしまうと対応できず、機会損失となってしまいます。

そこで活用できるのが、IVR(Interactive Voice Response, 音声自動応答システム)です。

IVRとは、顧客からの入電時にあらかじめ用意しておいた音声による案内や、入電の理由に応じた番号入力によって振り分けを行うシステムです。

24時間の受付対応を実現できるほか、重要な入電を逃すことがなくなります。

新型コロナウイルスの影響により、効率化や自動化がさらに重要な課題となっています。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ IVRy SaaS アイブリー 予約 営業 応答 株式会社 注文 自動 自動化 資金調達 電話 電話対応
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

会計研修サービス「カズサポ」を運営する「スキルアップサポート」が資金調達
2023年9月20日、株式会社スキルアップサポートは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、XTech Venturesです。 スキルアップサポートは、従業員の会計スキル習得にコミットする…
「自然電力」がVPP事業を行う子会社「Shizen Connect」を10月に設立
2023年7月25日、自然電力株式会社は、100%子会社・株式会社Shizen Connectを2023年10月に設立することを発表しました。 Shizen Connectは、蓄電池や電気自動車(EV…
生殖補助医療の自動化機器を開発する「アークス」が7,000万円調達
2023年4月24日、株式会社アークスは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アークスは、AIやロボット技術を活用した、生殖補助医療(ART)の自動化機器を開発しています。 今…
省力化・省人化ロボットソリューション「トモロボ」開発・販売などの「建ロボテック」が2.7億円調達
2022年2月14日、建ロボテック株式会社は、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 省力化・省人化ロボットソリューション「トモロボ」の開発・提供や、受託開発(新規開発・改造開…
リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」運営の「unerry」が「三菱食品」と業務提携
2022年7月15日、株式会社unerryは、三菱食品株式会社と、業務提携に関する覚書を締結したことを発表しました。 unerryは、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集