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2021年12月1日宇宙産業における総合サービスを提供する「Space BD」が10.4億円調達

2021年12月1日、Space BD株式会社は、総額10億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
衛星打ち上げサービスや、国際宇宙ステーション(ISS)での実験サービス、宇宙機器調達販売サービス、プロジェクト型事業開発サービス、宇宙ビジネスでの知見を活かした教育事業など、宇宙領域において総合的なサービスを提供しています。
今回の資金は、国内外の多様な打上げ手段の確保による衛星打ち上げサービスの拡大や、人材採用・組織力の強化などに充当されます。
2019年時点では世界の宇宙ビジネス市場は約40兆円となっていますが、2040年には100兆円規模と非常に大きな市場になると予測されています。
宇宙ビジネス市場において大きな割合を占めているのが、衛星を打ち上げ、それによって得たデータを販売・活用する衛星サービスです。
また、衛星サービスの普及・高度化のためには、地上局の整備なども必要であるため、周辺サービスも注目を集めています。
衛星サービスは農場や漁場の管理・監視など農林水産や、災害の監視などにおいても活用が進んでいます。
今後、異業種や大手企業の衛星サービスへの参入が考えられるため、Space BDのように、これまでの宇宙ビジネスの知見を活用した、サポートサービスなどもニーズが高まっていくでしょう。
JAXA発のベンチャーも多数登場し市場において存在感を示しています。これらの宇宙ベンチャーがどのようなビジネスを行っているのか把握することで、宇宙ビジネスがどのように展開していっているのか概観することもできるでしょう。
スケールの大きなビジネスには、多くの資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、ベンチャー・キャピタルから出資を受けるためのノウハウについて詳しく解説しています。
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