注目のスタートアップ

テレワークスペースの一元管理サービス「テレスペ」を運営する「テレワーク・テクノロジーズ」が5,300万円調達

company

2022年11月30日、テレワーク・テクノロジーズ株式会社は、総額5,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。

テレワーク・テクノロジーズは、テレワークスペースの一元管理サービス「テレスペ」を運営しています。

社員のためにテレワークスペースを確保したい大企業の総務部と、大企業に場所を提供したい事業者の課題を解決することを目的としたサービスです。

総務部は「テレスペ」を利用することで、各社・各業界が提供するテレワークスペースの表示・非表示を決定し、社員1人あたりの上限額・会社負担割合を設定することで、自社の規定に合わせたテレワークスペースの予約サイトを構築できます。

今回の資金は、スペースを提供する各業界の予約管理システムとの接続の加速に充当します。

コロナ禍ではオフィスでの密を避けるため、自宅などで離れて仕事を行うテレワーク・リモートワークを導入する企業が増加しました。

現在は状況が一旦は落ち着き、テレワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッドワークを採用する企業が増えるなど、働く場所が多様化しています。

テレワークでは自宅以外にも、コワーキングスペースや、カフェ、ホテル、法人が契約しているサテライトオフィスなど、さまざまな場所が仕事場所として利用されています。

これらのスペースの利用時に支払った費用は経費として計上できるため、会社はこういったスペースの利用や経費精算に関して一定のルールを設けることになります。

しかし従業員が利用したいスペースの種類が多岐にわたる場合、管理や経費精算に負担がかかることが想像されます。この管理の負担を減らすため、利用できるスペースを制限する企業もありますが、この場合は従業員の利便性を低下させることになります。

テレワーク・テクノロジーズはこのテレワークスペースの利用の課題を解決するため、提供されるさまざまなスペースを簡単に管理し、それを従業員向けの予約サイトとして運営できる「テレスペ」を提供しています。

テレワークをはじめるには、Web会議ツールやコラボレーションツールなどの導入が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、リモートワークをはじめるために必要なものや、快適なリモートワーク環境を実現するツールについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ オフィス コワーキング・スペース サテライト・オフィス シェア・オフィス シェアオフィス スペース テレスペ テレワーク テレワーク・テクノロジーズ ホテル リモート・オフィス リモートワーク レンタル 一元管理 企業 株式会社 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストア「SaaStainer」などを提供する「ストラテジット」が資金調達 
2023年8月28日、株式会社ストラテジットは、2023年1月17日付でHEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意を行い、同時期に1億円の調達を行ったことを発表しました。第2弾と…
オフィス内デジタルサイネージ「Office Vision」を運営する「Prediction」が資金調達
2023年2月28日、株式会社Predictionは、資金調達を実施したことを発表しました。 Predictionは、オフィス内デジタルサイネージ「Office Vision(オフィスビジョン)」を運…
「凸版印刷」とデジタル教材プラットフォーム提供の「Libry」が資本業務提携 学習システム事業で提携
凸版印刷株式会社は、株式会社Libryと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Libryは、個別最適化学習を実現するデジタル教材プラットフォーム「Libry(リブリー)」を開発・運営してい…
高還元SES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開する「エンジニアのミカタ(旧:無限の始まり)」が5,100万円調達
2023年9月4日、株式会社エンジニアのミカタ(旧社名:株式会社無限の始まり)は、総額5,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エンジニアのミカタは、還元率83%の高還元SES(システム…
社外人材による1on1サービスを提供する「エール」が3.2億円調達
2024年6月4日、エール株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エールは、社外人材による1on1サービスを提供しています。 聴く練習・聴いてもらう体験を通じ、経験…

大久保の視点

世界最大級のビジネスコンテスト・スタートアップワールドカップ東京大会優勝はDigital Entertainment Asset山田耕三さん
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…
(2024/7/19)
IVSの進化・IVS京都2024現地レポート&島川敏明代表インタビュー
今年のIVSは何が違うのか スタートアップの代表的なイベントである「IVS(アイブイエス)」が、7月4日から6日まで京都市で開催されました。IVSの中で実施…
(2024/7/6)
「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」優勝は物流自動化のRENATUS ROBOTICS安藤 奨馬さん:賞金1000万円獲得!
日本最大級のピッチコンテスト「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」が2024年7月5日(金)に開催されました。 優勝(スタートアップ京都国際賞)…
(2024/7/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】