バーチャル空間「oVice」提供の「oVice」が「Zoom Video Communications」と業務提携

tips

2021年11月29日、oVice株式会社は、Zoom Video Communications, Inc.と業務提携契約を締結したことを発表しました。

oViceは、バーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。

見下ろし型の平面の空間にアイコンをアバターとして参加し、空間を自由に移動してほかの参加者と簡単にコミュニケーションをとることができるバーチャル空間を提供するサービスです。

Zoom Video Communicationsは、ビデオコミュニケーションプラットフォーム「Zoom」を提供しています。

今回の提携により、「oVice」上からツール間の移動をすることなく、シームレスにZoomビデオ会議を利用することができるようになります。

また、「oVice」上でZoomミーティングを複数立ち上げることで、誰がどこで誰と話しているのかを可視化することができます。これによりそれぞれのミーティングの行き来が容易になります。

新型コロナウイルス感染症の流行により、企業では急激にテレワークが普及しました。

テレワーク環境では現実のオフィスよりもコミュニケーションが不便になり、いくつもの課題が生じました。

現実空間のオフィスであれば仕事仲間がどこにいてなにをしているのかすぐに把握できますし、また話しかけることも簡単です。

テレワーク環境ではテキストコミュニケーションや、「Zoom」などのWeb会議ツールによるコミュニケーションなど選択肢が限られてしまいます。

ビデオコミュニケーションには、複数人が同時に話すと会話が埋もれてしまって聞こえないという問題や、回線の品質の問題などがあり、現実のコミュニケーションを代替するまでには至っていません。

そこで登場したのが「oVice」のような、現実オフィスにいるようなコミュニケーション機能を有したバーチャル空間を立ち上げる、バーチャルオフィスサービスです。

テレワーク時代においてそのシェアを大きく拡大させ、コミュニケーションツールやコラボレーションツールとして着実にその地位を築いています。

テレワークは働き方の多様化などのメリットをもたらすため、afterコロナにおいても導入を継続する企業は多数存在すると考えられます。

「oVice」や「Zoom」といったコロナ禍で大きく伸びたサービスが、afterコロナにおいてどのように根付いていくのか注目が必要です。

テレワークなど新たな働き方のためにはコミュニケーションツールなどICTツールの導入が必要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における社内システムの構築について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ oVice Web会議 Zoom イベント オフィス オンライン コミュニケーション スペース バーチャル バーチャル・オフィス ビデオ会議 株式会社 業務提携 空間
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

次世代型経営管理クラウド「Loglass」提供の「ログラス」が17億円調達
2022年4月20日、株式会社ログラスは、総額17億円の資金調達を実施しました。 ログラスは、次世代型経営管理クラウド「Loglass」を提供しています。 予算策定、予実管理、見込更新、管理会計のデー…
農業特化の経営管理クラウド「RightARM」を提供する「テラスマイル」が3.3億円調達
2023年9月13日、テラスマイル株式会社は、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テラスマイルは、農業特化の経営管理クラウド「RightARM(ライトアーム)」を開発・提供…
カスタムサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS」を展開する「CRISP」が3億円調達
2024年11月1日、株式会社CRISPは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CRISPは、カスタムサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS(クリスプサラダワークス)」を展開…
ID認証・認可のためのプラットフォームやスマートロックなどを手がける「ビットキー」が資金調達
2024年11月1日、株式会社ビットキーは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は300億円を超えました。 ビットキーは、ID認証・認可のためのプラットフォーム「b…
仮想通貨の損益計算ツールや投資SNS「アイデアブック」を提供する「クリプタクト」が4億円調達
2020年12月10日、株式会社クリプタクトは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 仮想通貨(暗号資産)の損益計算から資産管理、確定申告までサポートするサービスや、式・為替・仮想通貨等…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集