注目のスタートアップ

ものづくりブランドをM&Aで譲り受け成長支援を行う「forest」が9億円調達

company

2021年11月25日、forest株式会社は、総額約9億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ECで展開される日本のものづくりブランドをM&Aを通じて譲り受け、ビジネス・テクノロジーの両軸からそのブランドのさらなる成長に取り組む事業を展開しています。

譲受対象は、企業そのもの、ブランド・プロダクトのみ、EC事業のみなど様々に対応しており、またカテゴリーも、ホーム・キッチン、アウトドア用品、家具・家電、アパレル、食品など様々なものに対応しています。

成長にあたっては、各ブランドの特性に合わせたマーケティングや、新たな商品開発、販売チャネルの最適化、人材の強化、データの活用などを行います。

良いプロダクトがあったとしても、プロダクトの魅力を上手く発信できなければ、世間に認知されることはなく、顧客は増えないままになってしまいます。

日本には様々な伝統工芸品があり、世界的にも有名なものもいくつもあります。

一方で、ほとんど知名度がなく、観光地でお土産用としてしか購買されない伝統工芸品もあります。

また伝統工芸品だけでなく、日用品などの領域においても、職人やブランドのこだわりのつまったプロダクトがいくつもあります。

これら事業者は販売チャネルを増やして利益率を向上させるため、ECに参入することがあります。

しかし多くは小規模事業者であるため、ECやデジタルマーケティングに関する知見がなく、また新たにマーケティング人材を確保する余裕もないこともほとんどです。

forestはそのような事業者に向け、M&Aによってプロダクト・ブランドを譲り受け、プロフェッショナルの知見を用いて成長させる事業を展開しています。

プロダクト“には”自信があるという事業者にとって、大きな力となってくれるでしょう。

累計発行初数180万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、ベンチャー企業の視点から、M&Aのメリットや成功パターンについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EC Forest M&A グロース ブランド ものづくり 成長 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「かごしまスタートアップ支援ファンド」が地方創生×データ分析の「Village AI」に投資を実行
2023年1月16日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社チェンジ、および株式会社チェンジ鹿児島と共同で2022年6月に設立した「かごしまスタートアップ支援投資事業有限責任組合」より、…
着物レンタル事業や宿泊管理事業など観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開する「羅針盤」が4億円調達
2024年2月21日、株式会社羅針盤は、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 羅針盤は、個人・法人を対象に宿泊業への参入をサポートする宿泊管理事業、訪日外国人向けオプショナルツアーを展開する…
ライフ・プランニングなどFinTechサービス展開の「MILIZE」が資金調達
2020年4月22日、株式会社MILIZEは、資金調達を実施したことを発表しました。 ライフ・プランニングと資産負債管理の統合クラウド・プラットフォーム「Milize」や、保険証券電子化アプリ「mir…
保護犬猫マッチング・サイトなど運営の「シロップ」が2億円調達
2020年1月29日、株式会社シロップは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペットライフ・メディア「ペトこと」、保護犬猫マッチング・サイト「OMUSUBI」を運営しています。 また、…
ARグラス用ディスプレイモジュールなどを手がける「Cellid」が3.7億円調達
2023年6月23日、Cellid株式会社は、総額約3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cellidは、ARグラス用のディスプレイモジュールと、空間認識ソフトウェア「Celli…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集