建設業向けの金融プラットフォーム提供の「ランドデータバンク」と給与前払いサービス提供の「マネーコミュニケーションズ」が業務提携

tips

2021年11月15日、株式会社ランドデータバンクは、株式会社マネーコミュニケーションズと業務提携契約を締結したことを発表しました。

ランドデータバンクは、建設業界向けの立替・決済サービスを提供しています。

マネーコミュニケーションズは、給与前払いサービス「プリポケ」を提供しています。

今回の提携により、ランドデータバンクはマネーコミュニケーションズが提供する「プリポケ」の代理販売を開始します。

将来的には、両者のリソースを活用した新たなサービスの開発を進め、建設業界における給与や労務費の支払い業務のDX推進に取り組む予定です。

建設業界のキャッシュフローは他業種と比べて特殊な構造をしています。

工事受注時に材料費や外注費などの支払いが先行するにも関わらず、工事代金の入金は工事の完成後となるため、資金繰りに苦しむシーンが多くあります。

また、工期が延びたり追加工事があった場合、自己資金によって立て替える必要もでてきます。

このような構造から、売掛金を売却することによって早期に現金化するファクタリングや立替のニーズが高い業界といえます。

建設業界では依頼主や国・自治体であることも多く、ファクタリング・立替事業者としては回収リスクが低いことも参入のしやすさにつながっています。

一方、給与前払いサービスは、働いた分の給与を給与日を待たずに受け取れるサービスです。主に福利厚生として導入されています。

従業員は必要なタイミングでいつでも給与を受け取ることができるため、導入によって満足度の向上や、求人応募数の増加、定着率の向上などの効果があります。

建設業界は人手不足と離職率の高さが課題となっているため、このような福利厚生サービスを導入し、環境を改善していくことも重要となっています。

資金繰りは創業期においても重視しなくてはならない要素です。もし資金繰りが上手くいかなければ、黒字なのに倒産してしまうこともあるからです。「冊子版創業手帳」では、創業期の資金繰りや、キャッシュフローを見極めるためのノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ フィンテック プラットフォーム 前払い 建設業 建設業界 株式会社 決済 給与 金融
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

学習塾検索サイト「塾選」を運営する「DeltaX」が資金調達
2024年2月14日、株式会社DeltaXは、累計10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DeltaXは、学習塾検索サイト「塾選」を運営しています。 学習塾の特徴・教室情報・コース情報や、通…
周回衛星向けGround Segment as a Service(GSaaS)プロバイダーの「インフォステラ」が3.8億円調達
2020年4月30日、株式会社インフォステラは、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 周回衛星向けGround Segment as a Service(GSaaS)プロバイ…
オンラインガチャのプラットフォーム「ガチャイチ」などを手がける「Iranoan」が4.2億円調達
2023年12月21日、株式会社Iranoanは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Iranoanは、トレーディングカードのオンラインガチャサービス「Gacha24」、オ…
お寺オンライン「まごころ供養」や虹のオンライン「ペットのお葬式」を提供する「CLASSIX」が資金調達
2022年10月31日、CLASSIX株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 CLASSIXは、寺院への納骨とオンライン参拝可能な月例法要を提供する「まごころ供養」、ペット供養サービス「ペ…
音楽ライブ体験を最大化するアプリ「OTOAKA」運営の「ウォールオブデス」が資金調達
2022年1月25日、株式会社ウォールオブデスは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、提供する「OTOAKA」において新機能「snack」をリリースしたことも併せて発表しました。 ウォールオ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集