リモートワークの環境整備に特化した福利厚生サービス「リモートHQ」がリリース

tips

2021年11月10日、株式会社HQは、「リモートHQ(エイチキュー)」を2021年11月10日から提供開始したことを発表しました。

「リモートHQ」は、リモートワークの環境整備に特化した福利厚生サービスです。

リモートワークを導入する企業が、社員ごとに最適なリモートワーク環境の整備をアウトソースすることができる福利厚生サービスです。

企業が設定したポイント(社員ひとりあたりの月額予算)に応じて、デスク・チェア・モニター・カメラ・フィットネス機器など、各社員が最適なものを自分で選択することができます。

利用している備品は状況にあわせて返却・追加・交換を行うことができます。

また、アンケートへの回答や、デスク環境の写真をアップロードすることで、リモート環境の構築に詳しい専門コンシェルジュや独自の分析システムによって、おすすめのアイテムの提案や困りごとを解決するノウハウの提供を受けられます。

新型コロナウイルス感染症の流行により、企業では急激にリモートワークの導入が進みました。

とても急な流れだったため、企業としてリモートワーク環境の構築に対応できないといったケースも散見され、たとえば郵便物の受け取りやハンコを押すために出社しなくてはならないといった課題が生じました。

また企業側の対応だけでなく、個人にとってもリモートワーク環境の構築は大きな課題です。

いちばん大きな問題がインターネットの整備です。リモートワークではWeb会議を利用することが多いため、安定性のある大容量のインターネット回線が必要となります。そのため暫定的な措置として企業がポケットWi-Fiを貸し出すといったことも行われました。

また自宅にはワークチェアなどがないというケースも多いでしょう。デスクワーク主体の場合、ワークチェアは快適性や生産性の観点から非常に大きな位置を占めています。

リモートワークを機にワークチェアを買ったという人も多いでしょうが、ワークチェアは大きな投資となるため、購入にまで踏み切れていない人も存在するでしょう。

またリモートワークの急激な普及によりワークチェアの在庫がなくなり、納品まで時間がかかっているというのも実情です。

「リモートHQ」のような、個人において異なるリモートワーク環境の整備について、できるだけ社員間に格差・不公平のないように支援するサービスは、リモートワーク時代では必須ともいえるものとなるかもしれません。

テレワークの実施には、社内システムの整備が必要です。創業期はなにも導入されていない状態のため、最新のシステムを好きなように導入することができます。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの導入について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ HQ エイチキュー リモートHQ リモートワーク 備品 整備 株式会社 環境 福利厚生 設備
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「資金調達freee」β版に新たに中京銀行の事業者向けフリーローン「はやわざ-α」を掲載
freee finance lab株式会社は、「資金調達freee」β版において株式会社中京銀行が提供する個人事業主向け証書貸付「事業者向けフリーローン「はやわざ-α」」の掲載を開始することを発表しま…
パートナー型飲食店舗開発サービスなどを展開する「favy」が3億円調達
2023年3月8日、株式会社favyは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 favyは、RaaS(レストラン・アズ・ア・サービス)事業や、店舗向けサブスクリプションプラットフォーム「f…
製造業・卸業・商社の受注入力を自動化する「受発注バスターズ」を提供する「batton」が2.2億円調達
2024年10月23日、株式会社battonは、総額2億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 battonは、製造業・卸業・商社の受注入力を自動化する「受発注バスターズ」を開発・提供し…
DX推進と内製化を支援する「STANDARD」が5億円調達
2022年11月2日、株式会社STANDARDは、約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、スパークス・アセット・マネジメント株式会社が運営する「未来創生3号ファンド」です。 STA…
企業の戦略立案から実行支援までを一括して実施するコンサルティングサービス提供の「コロニー」が「NTTデータ」と資本業務提携
2021年12月22日、コロニー株式会社は、株式会社NTTデータと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 外部人材を活用しながら、クライアント企業の戦略立案から実行支援までを一括して実施する…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集