創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年11月2日サスティナブルECサイト「サステナモール」・インフルエンサーマッチング「Beee」運営の「KOLテクノロジーズ」が1億円調達

2021年11月2日、株式会社KOLテクノロジーズは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
サスティナブルECサイト「サステナモール」と、インフルエンサーマッチングサービス「Beee(ビー)」を運営しています。
「サステナモール」は、衣類、雑貨、化粧品、ペット用品など、ありとあらゆる余剰在庫をリーズナブルな価格で販売するECサイトです。
ただ販売するだけでなく、インフルエンサーによるセレクトショップを立ち上げることで、良い商品を紹介できるサービスも提供しています。
今後は余剰在庫だけでなくB級品・リユース品の販売や、買うだけで自身が選んだ団体に寄付できる「Kifu Movement」を実施する予定です。
アパレル業界ではファストファッションの台頭により大量生産・大量消費のビジネスモデルが展開されています。
大量生産・大量消費では余剰在庫の問題が深刻となっており、年間約28億点の商品が生産され、半数となる約14億点が余っているともいわれています。
余剰在庫は保管コストや廃棄コストがかかるだけでなく、環境問題にもつながる課題です。
そのためアパレル企業では余剰在庫を改善するために取り組みが行われています。
たとえば、新たな販売チャネルの提供や、余剰在庫を活用したサブスクリプションサービス、AIなど最新のテクノロジーを活用した生産管理の改善、受注生産・販売などが挙げられます。
特に余剰在庫の2次流通は様々なサービスが登場しており、ライブコマースによる販売や、台湾など別市場での販売、ブランドタグを付け替えた販売などが展開されています。
今後、どのようなユニークなビジネスが登場するのか注目の市場といえるでしょう。
SDGsによって消費者の意識が変わっているため、以前までとは違った市場が登場しています。いくつもブルーオーシャンがあると考えられるため、市場を分析することが重要です。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Beee EC KOLテクノロジーズ サスティナブル サステナモール 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年6月24日、アイラト株式会社は、総額4億6000万円の資金調達を発表しました。 アイラトは、AIを用いた放射線治療計画ソフトウェア(放射線治療計画AIソフト)を開発しています。 腫瘍や正常組…
2024年11月25日、Lecto株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約13億円超となりました。 Lectoは、債権管理・督促回収システム「Lecto…
2024年9月27日、株式会社SUPERNOVAは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社NTTドコモです。 SUPERNOVAは、生成AIを活用した社会人向け学習マンガサービス「…
2023年3月28日、株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーは、GMOメイクショップ株式会社とパートナーシップを締結し、ECサイト並びに関連するシステム構築の領域において、両社の特徴を活かす…
2022年8月25日、株式会社イグアスは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イグアスは、「彼と1年以内に結婚する!」をコンセプトとした、恋愛結婚のパーソナルトレーニング「pa…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…