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2021年10月18日目標達成を支援する営業予実管理クラウド「GRAPH」提供の「グラフ」が2,000万円調達
2021年10月15日、株式会社グラフは、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
また、目標達成を支援する営業予実管理クラウド「GRAPH(グラフ)」を2021年9月末に正式ローンチしたこともあわせて発表しました。
「GRAPH」は、営業担当者ひとりあたり1日2~3分のデータ入力で、蓋然性の高い予実管理が可能となるクラウドサービスです。
また、多様な業態での営業管理経験をもつエキスパートによる導入~活用定着支援も行うため、企業・組織に営業マネジメント人材がいない場合でも導入することができます。
今後、ビッグデータを活用した営業マネジメント支援や、表彰機能、他社CRMとの連携機能などの追加を予定しています。
今回の資金は、プロダクト開発や機能拡充に充当されます。
デジタル化は様々な領域で進んでいます。
特にアナログでの作業が多く、属人的になっている領域では効果が高いため、人手不足にある時代ではデジタル化の優先度が高いといえるでしょう。
そのような領域としてはまず営業が挙げられます。
旧態然とした営業では、営業担当者の能力や体力が重要でした。営業マンそれぞれがノウハウを持っており、若手の育成についても課題がありました。
属人的となったままでは、もし有能な営業担当が退職してしまえば、そのノウハウの一切が失われてしまうことになります。
同じだけのスキルを持つ営業担当を採用するということは難しいでしょうし、採用できたとしても引き継ぎができないということにもなります。
そのため営業領域でのデジタル化では、個人のスキルに頼ることなく、若い人材でも効率的に成果をあげていくことのできる仕組みを構築することを目指すことが一般的です。
このような意識から営業領域でのデジタル化は進んでおり、SFA(セールスフォースオートメーション、営業支援システム)などは多くの企業が導入しています。
しかし、営業の予算・実績を管理する予実管理は多くの場合、ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトで行われています。
予実管理では数字の入力と、数字の把握、グラフ表示などが行えればよいため、たしかに表計算ソフトでもよいかもしれません。
しかし複雑な計算式・関数を利用している場合、担当者しか作業ができなかったりなど属人的になってしまいます。
また入力の手間がかかるほか、入力ミスなどが発生することがあり、目に見えないコストがかかってしまっています。
営業の予実管理に特化したツールを導入することにより、このような無駄を削減することも、営業のデジタル化では必要となってきています。
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