高齢者施設向けVR旅行体験提供の「デジタルステッキ」が障害者支援事業の「千楽chi-raku」と業務提携

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2021年8月20日、一般社団法人デジタルステッキは、特定非営利活動法人千楽chi-rakuと業務提携契約を締結したことを発表しました。

デジタルステッキは、高齢者施設を中心にVR旅行体験を提供しています。

千楽chi-rakuは、千葉県において、障害者の就労支援事業や、放課後等デイサービス事業、発達障害者等向け地域活動支援センター事業などを展開しています。

今回の提携で千楽chi-rakuは、支援活動の幅を広げるため情報通信技術の活用を推進します。具体的には、VRなど情報通信に関する知識・技術の向上のためのプログラムや情報の提供を行います。

これにより、障害者本人が他人と遠隔で交流したり、デジタルアートや映像制作などの表現活動の実現を目指します。

また、高齢者を含んだ地域住民も参加する形でのイベント・プロジェクトを実施し、障害者の地域参加と地域コミュニティの構築を行います。

障害者・高齢者のQOLの向上のためには、もちろん自治体などの支援や医療なども重要ですが、コミュニケーションや社会とのつながりを確保することも重要です。

障害者・高齢者でもテクノロジーを活用することにより、生活を広げることができます。

今後は、テクノロジーの活用も含めた支援がスタンダードとなっていくと考えられます。

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