「ティアフォー」と「ミナミホールディングス」がAI教習システムの製品化のため合弁会社「AI教習所株式会社」を設立

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2021年5月14日、株式会社ティアフォーは、ミナミホールディングス株式会社と、合弁会社であるAI教習所株式会社を設立することに合意したことを発表しました。

ティアフォーは、2015年に名古屋大学の加藤真平准教授らによって開発・公開された自動運転システム用ソフトウェアプラットフォーム「Autoware」を用いた自動運転ビジネスの展開のために設立されたプラットフォームです。

「Autoware」は、2018年にオープンソース化され、全権利がThe Autoware Foundation (AWF)に譲渡されました。

ティアフォーは、「Autoware」の開発や、事業者向けの自動運転技術サービスの提供、開発者向けツールの提供を行っています。

ミナミホールディングス株式会社は、福岡県大野城市で「南福岡自動車学校」を運営しています。

AI教習所株式会社は、自動運転技術を活用した運転技能検定システムと教習システムの製品化・販売を行うために設立されます。

AI教習システムは、自動運転技術とAIにより、教習所のコース内において車両位置・車両状態・周辺環境・ドライバーの確認行動をリアルタイムに把握できるようにするものです。

教習を受けているドライバーの運転と事前に収集した教師経路と比較することにより、運転技能を評価することができます。

自動車教習所業界は、少子高齢化や、地方の過疎化、若年層の運転免許証の取得率の減少などにより厳しい状況に置かれています。

この課題を解決するため、効率化や、働き方改革、人材確保が必要です。

AIなどの最新技術を活用したプロダクトの開発には潤沢な資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

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