「welp」が企業の雇用維持を目的とした出向支援サービス「Ainote」を発表

tips

welp株式会社は、「Ainote(アイノテ)」事業を開始することを発表しました。

「Ainote」は、雇用調整と人材調達の両立を”労働者の在籍出向”により実現するサービスです。

このサービスを利用することで、企業間の垣根を越えた人材によるワーク・シェアリングが可能となります。

出向人材の完全移籍もサポートしているため、従業員・出向元企業と出向先企業のニーズや雇用情勢に応じて従業員の人件費を最適化することもできます。

また、労働者向けには、希望の業種・業態や、身につけたいスキルなどの観点から候補先企業を探せる機能や、出向先企業からの人事評価を蓄積することで、出向元企業に在籍しながら自身のスキルアップや市場価値の向上を目指すことができる仕組みを提供します。

正式リリースは、2020年内を予定しています。また、サービスの最終調整を行うため、先行登録企業を募集しています。先行登録企業には、導入サポートやコンサルティング・サービスを無料で提供します。

welpはほかに、スポット・アルバイト・マッチング・アプリ「ウェルプ」を提供しています。

働き方改革の推進で、副業・兼業を支援するサービスや、テレワーク人材や外国人に特化したマッチング・サービスなどが誕生しています。

また、新型コロナウイルス感染症の流行により、様々な業界が打撃を受けました。新型コロナが収束すれば事業回復が見込めるものの、現時点では雇用を維持することが難しくなり、人材を手放さざるを得ない企業も出てきています。

在籍出向は、リストラの回避のための措置として行われることもあり、事業が大変であることを社内外に知らしめてしまうので、ネガティブな印象がありました。

しかし、新型コロナウイルス感染症などの非常事態では、人材の流出を抑えるために活用できる制度でもあります。

また、企業の成長にはオープン・イノベーションや人材のスキル・アップなどが必要ですが、在籍出向を活用して人材の流動化を図ることで実現することも可能でしょう。

企業の成長には人材の採用が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ Ainote welp アイノテ サービス ワーク・シェアリング 人材 働き方改革 在籍出向 支援 株式会社 雇用
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

複業マッチング・プラットフォーム運営の「Another works」が1.6億円調達
2021年4月16日、株式会社Another worksは、総額1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 複業マッチング・プラットフォーム「Another works」を運営・開発し…
SaaSインテグレーション・サービス「Hexalink」の提供元が8,000万円調達
2019年7月9日、ビーテクノロジー株式会社は、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaSインテグレーション・サービス「Hexalink(ヘキサリンク)」を開発・提供していま…
ファッションフリマアプリを運営する「digdig」が4億円調達
2025年10月22日、株式会社digdigは、総額約4億円の資金調達を発表しました。 digdigは、ファッションフリマアプリ「digdig」を運営しています。 服を売る際にユーザーが抱える面倒・売…
街中ジャックに特化したポスターメディア「TIMES SQUARE」を手がける「halfwaytheir」が資金調達
2024年1月31日、株式会社halfwaytheirは、資金調達を実施したことを発表しました。 halfwaytheirは、街中ジャックに特化したポスターメディア「TIMES SQUARE(タイムズ…
身近に発生する法律トラブル解決を実現するサービスを開発する「キビタス」が8,000万円調達
2022年3月25日、キビタス株式会社は、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 キビタスは、身近に発生する法律トラブル解決を実現するサービスを開発しています。 第1弾のプロダクト…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集