「Public dots & Company」と「スカラ」の共同開発によるSDGs特化型「逆公募プロポーザル」サービスが開始

tips

2020年11月9日、株式会社Public dots & Companyは、株式会社スカラと、「逆公募プロポーザル」サービスを共同で開発し、11月9日から提供を開始したことを発表しました。

「逆公募プロポーザル」サービスは、社会課題の探究や仮説検証をスピーディーに実施したい民間企業と、課題解決に意欲を持つ自治体を公募によってマッチングするサービスです。

具体的には、解決したい社会課題や仮説を持っている民間企業が、自治体から政策的アプローチやアイデアを公募します。企業は、優れた企画・アイデアを提案した自治体に対し、“寄付受納”という仕組みを使って資金を拠出します。

従来の公募型プロポーザルは、自治体が社会課題を設定・資金拠出し、企業が企画・アイデアを出すという受託モデルとなっており、社会課題をビジネスで解決しつつスケールさせることが難しいという課題がありました。「逆公募プロポーザル」はこの課題の解決を狙ったサービスです。

2015年に国連により「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダの中核をなすのが、「持続可能な開発目標(SDGs,Sustainable Development Goals)」です。

SDGsには、この目標の達成に向けた実施主体に“企業”が位置付けられているという大きな特徴があります。このSDGsは日本のビジネス界でも大きく広がっており、これをビジネス・チャンスと捉えた企業が様々な方法で社会課題の解決のためのビジネスを開発しています。

社会課題をビジネスで解決するには多くの困難がつきまといますが、意義のある大きな取組みです。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Public dots & Company SDGs スカラ マッチング 社会課題 逆公募プロポーザル
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

大学関係なくOB・OG訪問ができる就活アプリを手がける「Matcher」が1億円調達 「ポート」と資本業務提携
2024年2月29日、Matcher株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先はポート株式会社です。ポートとは資本業務提携を締結し、グループインします。 Matcherは、大学…
スポット・コンサル・サービス提供の「ビザスク」が社外役員マッチング「ビザスクboard」をリリース
2020年12月21日、株式会社ビザスクは、「ビザスクboard」を提供開始することを発表しました。 「ビザスクboard」は、企業に対して適切な社外取締役や社外監査役を完全成功報酬型でマッチングする…
建築家プラットフォーム「アーキタッグ」などを運営する「青山芸術」が資金調達
2022年12月22日、株式会社青山芸術は、資金調達を実施したことを発表しました。 青山芸術は、建築家プラットフォーム「アーキタッグ」や、建築家と家を立てたい人をマッチングする「titel(タイテル)…
CO2排出量可視化サービス提供の「e-dash」と「栃木銀行」が業務提携
2022年6月17日、e-dash株式会社は、栃木銀行と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 e-dashは、三井物産株式会社の100%子会社で、CO2排出量可視化サービス「e-dash」を提…
スキル・シェア・サービス「Workship」の運営元が2億円調達
2019年4月18日、株式会社GIGは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 プロフェッショナル・フリーランス向けスキル・シェア・サービス「Workship(ワークシップ)」を運営して…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集