エンターテインメント・ソリューション事業展開の「セガ エックスディー」とゲーム・アプリ開発の「オルトプラス」が業務提携

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2020年10月26日、株式会社セガ エックスディーは、株式会社オルトプラスと共同で、「GDX(Gamification for Digital Transformation)」を開始したことを発表しました。

セガ エックスディーは、コンシューマー・ゲーム、アーケード・ゲームなどを開発する株式会社セガのグループ会社として、エンターテインメント・ソリューション事業を展開しています。

具体的には、ゲーム事業開発や、ゲーミフィケーションの知見を活かし、マーケティングや新規事業開発をワンストップで支援しています。

オルトプラスは、『ヒプノシスマイク』などのスマートフォン・タブレット向けゲーム・アプリの開発や、ゲーム・クリエイターを支援するプラットフォーム「ゲームクリエイターズギルド」、ゲーム業界に特化したオープンコミュニティ「ゲームコミューン」の運営などを展開しています。

今回共同で開始する「GDX」は、企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)の領域において、ゲーミフィケーション活用が一気通貫で実施できるバーチャル・チームを組成するサービスです。

戦略の策定や、開発・運用のディレクションはセガ エックスディーが担当し、開発・運用面はオルトプラスの「ゲームコミューン」のゲーム開発関連会社400社超のネットワークから、最適なユーザビリティや、UI/UXデザイン、運営担保ができるアサインを実施します。

また、両社はゲーミフィケーション関連の情報発信メディア「GDX News(ジーディーエックス ニュース)」を共同でリリースします。

ゲーミフィケーションとは、ゲーム・デザインの要素や、ゲームの原則などを他の領域に応用することを指します。

ビジネスでは、マーケティングや、ユーザー・エンゲージメントの向上、従業員の評価・報酬制度などに応用されています。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDX化が成功しなければ年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると指摘しており、DXは急務となっています。

ゲーミフィケーションは、新たな従業員/顧客体験の創造において有効であることがわかっています。DXにおいても活用が期待されています。

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