注目のスタートアップ

調剤薬局向け次世代電子薬歴システム「Musubi」提供の「カケハシ」が18億円調達

company

2020年10月12日、株式会社カケハシは、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。

調剤薬局向け次世代電子薬歴システム「Musubi(ムスビ)」や、おくすり連絡帳アプリ「Pocket Musubi」などを提供しています。

「Musubi」は、患者満足度の向上と、薬局スタッフの働き方改革を実現するサービスです。

薬歴業務状況・店舗の収益などの店舗の状況把握や、薬局業務(薬歴・在宅・教育など)の効率化、服薬指導のすべてをサポートすることにより、新たな薬局体験をを提供しています。

今回の資金は、薬局業界のデジタル・トランスフォーメーションを支援する既存事業の拡大と、新規事業の創出、それに伴う組織の拡充に充当されるようです。

診療報酬改定により、特定の医療機関からの処方箋の割合が大多数だった場合、調剤報酬が引き下げられるようになりました。

また、厚生労働省は、地域医療の促進のため、調剤薬局に対しかかりつけ薬局になるように働きかけをしており、残薬の確認や服薬指導に関する項目も調剤点数に影響するようにしました。

そのため、調剤薬局は経営の転換が迫られています。具体的には、リピーターを獲得することや、わかりやすい服薬指導、薬剤服用歴管理指導の効率化、コミュニケーションの質の向上が必要とされています。

創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Musubi カケハシ システム 株式会社 薬局 調剤 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ブランドコスメをお得に購入できる会員限定通販サイト「Pantrii」運営の「Parchie」が1.2億円調達
2022年10月6日、株式会社Parchie(代表取締役:神崎陸)は、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Parchieは、ブランドコスメをお得に購入できる会員制通販サイ…
Instagramの投稿がキャッシュに変わるアプリ提供の「Follop」が1,800万円調達
2019年9月27日、株式会社Follopは、総額1,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Instagramの投稿が一瞬でキャッシュに変わるアプリ「Follop(フォロップ)」を提供し…
ソーシャルメディアマーケティング事業やD2C事業を展開する「BitStar」が18.3億円調達
2023年10月25日、株式会社BitStarは、総額18億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BitStarは、ソーシャルメディアマーケティング事業やD2C事業を展開しています。…
ブラウザ上で動作する配信画面デザインサービス「スコラボ」提供の「luco」が1億円調達
2022年10月21日、株式会社lucoは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 lucoは、ブラウザ上で動作する配信画面デザインサービス「スコラボ」を提供しています。 YouTube…
アスリートのコンディション・体調管理システム「ONE TAP SPORTS」提供の「ユーフォリア」が資金調達
2019年12月12日、株式会社ユーフォリアは、資金調達を実施したことを発表しました。 アスリートのコンディション・体調管理システム「ONE TAP SPORTS(ワンタップ・スポーツ)」を開発・提供…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集