クラウド会計ソフトの「弥生」が個人事業主向け市場で5年連続シェアNo.1に


2020年5月29日、弥生株式会社は、個人事業主のクラウド会計ソフト市場におけるシェアNo.1を獲得したことを発表しました。

これは、株式会社MM総研が2020年5月19日に発表した「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2020年4月末)」の調査結果によるものです。

弥生が提供する「やよいの青色申告 オンライン / やよいの白色申告 オンライン」は、2014年から個人事業主向けのクラウド会計ソフトとして提供されています。

MM総研が2016年から開始した同調査において、毎年過半以上のシェアを維持しており、今回の調査で5年連続でシェアNo.1を獲得したことになります。

また、個人事業主向けのクラウド会計ソフトの利用状況については、2016年3月時点では9.2%でしたが、年々増加を続け、2020年4月時点では21.3%となっています。

弥生は、今後の政府による行政手続きのデジタル化の推進や、リモートワークの普及など、事業者のデジタル環境の変化を考え、バックオフィス業務の環境変化に合わせた製品・サービスを提供していくとしています。

個人事業主や起業して間もない方でも、事業の運営には帳簿をつける必要があります。もちろんあまり難しくない白色申告もありますが、やはりお得な青色申告を選ぶ方のほうが多いでしょう。

しかし経理業務の経験がなければ帳簿付けは難しいでしょうし、事業運営をしながら勉強すると時間をもったいなく感じてしまうことでしょう。

会計ソフトは知識のない方でも帳簿をつけられますし、また手書きよりもミスが減るというメリットがあります。また、クラウド型の場合は、スマートフォンやタブレットから利用できることや、口座と連携することで効率的に仕訳できること、バージョンアップの手間がないこと、PCが故障したり引っ越しをしてもデータを移行する必要がないなどのメリットがあります。

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